【あんスタ】流星グリーンの幼馴染、アイドルになる【男主】

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胡桃side



うーん…、なんか…思ってた受験じゃ無かったな…。




胡桃「ただいまー！」



母「あらー、おかえり〜。…なんか、思ってたよりも早かったわねぇ？」



胡桃「うーん、だよねぇ…。」




翠「おじゃましま〜す、おばさん、母さんから胡桃の受験日だって聞いたから帰ってくるまで待たせ…て…。」



胡桃「あっ、僕もう帰ってるよ？」



翠くんが僕を見て目をぐわっと開けたあと悟ったようにスッと目を細めた。そして肩をぐっと掴み顔を近づけてくる。



翠「…胡桃、テストの内容、歌とかダンスとか面接じゃなかった？」



胡桃「えっ…？そ、そうだけど…何で翠くんが知ってるの？翠くん、アイドル科しか受けてな…っえっと…まさか…？」



翠「…そのまさかだと思うけど…。」




母「…つまり、胡桃。あんた、翠くんと同じことしたってわけね…。はあ…あんた本当に、翠くんのこと大好きなんだから…。まさか同じ間違いするなんて…。ふふっふふふ…。」




母さん、呆れたふうにしてるけど笑ってるの見えてるから。顔を戻そうとして、口の周りの筋肉が誤作動起こしてるから…。




母「ふ…はあ、まあ今更一人二人(・・・・)変わらないわよ。良いんじゃない？そのままアイドル科に通えば。」




胡桃「…まるで絶対に受かる…みたいな反応だね…。」




母「あら？当然よ。あたしが産んだのよ？その顔に。受からないわけ無いわよ。」



翠「…まあ、胡桃の顔と『声』を持ってすれば入試くらい、どうってことないよ。それより、所属したい事務所にはなんて書いたの？場所によっては俺助けられないかも…。」



胡桃「事務所…？確か、知ってるのが『STARMAKER PRODUCTION』しか無いから、そこ書いたはず…。」





翠「…本当、俺が大好きで良かったね。それ、俺が居るから覚えてたってだけでしょ…？」

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