【あんスタ】流星グリーンの幼馴染、アイドルになる【男主】

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藍良side







藍良「〜っ…あ、の、ねぇ…？別に俺、ドルオタってだけで西園寺ノアの私生活にめっちゃ詳しいとかそういうわけじゃないんだけどぉ！？」




胡桃「…そんなの、分かってるよ。…で、どうしてだと思う？」




藍良「〜っ…！！！」




ES内にあるカフェシナモンで、俺と向かい合っているのは今ESが誇る最有望の新人アイドル『Frieden(フリーデン)』の双葉胡桃。



可愛すぎる癒やし系アイドルの看板を背負っている。





その胡桃に呼び出され、何かと思って来てみれば席に腰を掛けて早々、「ノアについて、どう思う？」という問いだった。




思わず「は？」と言ってしまい、一瞬不仲を疑ったがよくよく話を聞いてみるとどうやら違うらしい。





胡桃からの質問を簡単に言い表すと「西園寺ノアの処世術について思う所があるのでアイドルが好きな俺なら何か知っているだろう」と、呼び出したらしい。




いやまあ、別に良いんだけどね？特等席から綺麗な顔面が見れてすぐ近くから美声を浴びれるまたとない機会だから。




藍良「…それで？どうして自分はノアには相応しく無いって発想に至ってるの？何なの、嫌味なの？俺みたいな落ちこぼれへの当てつけなの？」




胡桃「あ、いや…全然そんなつもりは無かったんだけど…。
…ごめん、なさい…。」



…な、何か今日の胡桃しおしおしてるんだけど？！えっ？な、なに？？




藍良「あぁあ、ごめん！俺も言い過ぎた！！責めるつもりは無いの！！」



ていうかしおしおしてる双葉胡桃まじで可愛いな。ラブいよ、本気で。






藍良「…まあ、それで本当にどうして俺に聞いたの？どうせなら、天祥院先輩とかに聞いたほうが何か分かったんじゃないの？」




胡桃「…あ、の…僕、その友達少なくて…ノアのこと知ってる友達って藍良しか思い付かなくて…。その、僕ノアの相方だから本人が話すつもりになるまでは見とこうと思ってるんだけど…でも、その…もやもやするから知れる範囲まで知っときたいなって…。後、…こんな足を引っ張る考えしかしてないって…見せれるなって思い付いたのが…藍良しか、居なくて、その…。」



嘘、あの双葉胡桃が俺の前で赤面しながらまごまごしてる。えっちょーラブい。俺しか思い付かなかったって何？ガチ恋営業してるの？大成功だよ、可愛いなもう！！

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