君の花達。【8LOOM】

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みんなが「踊らない」と口に出し始めて少しの沈黙。


その沈黙を破ったのは宝で


宝「じゃー俺は体鈍るし踊るでー！！」


A『じゃあ5人で踊ろっか、！』


巧「最初から通すよ。」


♡＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿♡


通し終わると後ろから拍手の音と聞き覚えのある声が聞こえた


あ「…すごい！！！最高！！めちゃくちゃかっこいいねみんな…！」


有「えぇなんであすぴょんが居んの？！」


トリ「お弁当の差し入れを持ってきてくれたんだ」


A『お弁当とか久々すぎてもうすき…』


あ「そう！社長さんが連れてきてくれたの！」


A･巧「『……社長、？』」


あ「うん！社長さん」


トリちゃんを指すあす花せんせー


あす花せんせー…勘違いしてる


なる「あす花さん、トリちゃんは社長じゃないです、」


あ「えっ？」


トリ「言ったろ？みたいなもんだって」


トリちゃん…それはあすかせんせーも勘違いするよ、


A『ちゃんと説明してあげてよ…トリちゃん、』


トリ「おーこれは愛しのA、いつかね♡」


…絶対しないじゃん


トリ「じゃ、チャオ♡」


なんて去っていくトリちゃん


あ「じゃ…誰、？」


宝「さあ…」


あ「さあ？！！」


そっか、皆は知らないのか…じゃあまだ言わない方がいいよね……？


栄「事務所の偉い人っぽいんですけど…僕らもよく知らなくて、」


私は知ってるけどね……うん


あ「ええぇ…この業界ってそういう感じなの、？」


A『うぅん…あはは…』


なんて苦笑いしていると


弾「で、用済んだ？」


あ「あ……」


弾「早く帰って。これからレッスンなんだよ」


弾……イラついてる


なる「弾、そんな言い方無いんじゃない？」


弾「別に弁当なんて頼んでない。」


A『こら、そういうこと言わない』


弾「Aは黙ってろよ」


A『…っ！！』


弾……ほんとにどうしたの、？


有「いちいち噛み付くなバーカ。」


弾「あ？バカ？」


A『やめて…喧嘩しないで…』


巧「A。耳と目、塞いでて…？」


巧によって塞がれる耳と目


少し聞こえるあす花せんせーの声


……お願いだから喧嘩しないで


巧「……もういいよ」


A『……巧…ありがとう、』


巧「いえいえ」


弾「………ごめん、A」


A『んーん。大丈夫』


ふう、と一息ついていると


竜「ん……？…社長の匂い」




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