三十四話 ページ35
？seid
「おい！女の子が落ちたぞ!!」
「嘘でしょ?!
だ、誰か助けに行って!!」
落ちた･･･？
誰が････
橋の下を見るとAが川に落ちていた
気を失ってるのか？全然動かない･･･
「レン！早く助けに行かねぇとミオ･･･」
「ああ、行こう！」
「あそこから降りれる！
あそこに向かえ!!」
「言われなくても･･･！」
階段を降りて川に飛び込みAを抱き抱える
あとはこの後どうするか･･･
「蓮！これを掴め!!」
「竜司?!どうしてここに･･･」
「それは後だ!さっさと掴め！」
「あ、ああ」
竜司が投げてくれたロープを掴み岸へと引き寄せられる
「助かった･･･」
「いや、礼はこいつに言えよ」
「モルガナ？そういえば声がしないと思ったが･･･」
「ちょうど橋の前を通りかかったらよ、モルガナがこっちに来いって言って」
「そうか
ありがとう、モルガナ」
「ニャフフ
もっと褒めてもいいぞ」
「それで、Aはどうしたんだ？」
「橋から落ちたらしい」
「いや、それは見たらわかるけどよ」
「一旦、蓮の家に連れて帰るのが無難じゃないか？」
「蓮の家？こいつの家知らねぇのかよ」
「知らねぇよ！」
「それなら杏を呼んだほうがいいんじゃないか？」
「杏殿?!
そうだな！呼ぼう！」
「俺は先にAを連れて帰っておく
モルガナ、案内は任せた」
「ああ、任せろ！」
･･･橋から落ちた･･･
落とされたのか？
それとも･･･
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作者名：いそ x他1人 | 作成日時：2022年4月23日 17時
