五十六話 ページ10
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窓から太陽の光が差し込み目が覚める。
すぐ側においてあった水を飲みベッドから出る。
すると部屋の扉が開き、お手伝いさんが入ってきた。
「朝食です」
そう言って、昨日の夜のようにご飯を机の上に乱雑に置いていく。
「ありがとうございます」
普通だったらもっと丁寧なんだろうけど私はご飯を持ってきてくれるだけでもとてもありがたいからお手伝いさんに向かってお礼を言う。
聞こえたのかは分からないけどお手伝いさんは何も言わず部屋を出て行った。
お手伝いさんが部屋を出ていったのを見たあと、時計を見るとすでに7時を過ぎていた。
「あ、はやく食べて着替えないと」
私は素早くご飯を食べ、制服に着替えた。
朝ご飯も昨日の夜ご飯と一緒で美味しかったな。
そして、顔を洗ったり歯磨きをしたり一通り終わらせるといつもお弁当が置いてある食堂へ向かった。
食堂に入るとテーブルの上に丁寧に風呂敷で包まれているお弁当を見つけた。
私はそれをありがとうございますと言って鞄の中に入れた。
そして足早に食堂を出た。
玄関に着き、靴を履き、いってきますと言って家を出た。
「ふぅ⋯緊張した⋯」
家を出て少し安心したのかどっと疲れたような感じがした。
駅に着くとそこには見覚えのある金髪のツインテールの女の子がいた。
「杏、おはよう」
私はそう言って杏に話しかけた。
すると杏は私の方に振り返って笑顔で
「A！おはよう！」
と、言ってくれた。
同い年の女の子の友達とこうやって挨拶を交わすのはとても久しぶりで私は嬉しくなった。
「本当にありがとう。杏」
「ん？なにが？」
「ううん。なんでもない。早く行こう」
「そうだね！」
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ソーサレスオーシャン(プロフ) - この小説すごくお気に入りです！更新ご自分のペースでいいので，頑張ってください！楽しみにしてます！ (9月18日 1時) (
レス) @page6 id: d4d166ce3a (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - とても面白いです(*^^*)続きがとても気になります(*^^*)楽しみに待ってます(*^^*) (9月11日 9時) (レス) id: 56a8e30dad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いそ x他1人 | 作成日時：2022年7月28日 18時
