五十四話 ページ8
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お母様の方に振り返ると同時に頬に鋭い痛みが走る。
「いつもいつもいつも!!私の邪魔ばっかりして！
私の役に立ったことなんて1度もないじゃない！
どれだけ私に迷惑をかければ気が済むの!!
なんの才能もない、人が稼いだ金で生きることしか能がないゴミが!!」
私が反論したせいで今日はいつもよりピリピリしている。
「……」
「黙ってないでなんとか言ったらどうなの!?
喋ることすらできないの?!
ほんっとうになにもできないわね」
すると私が口を開こうとしたと瞬間どこからか着信音が聞こえてくる。
「なによこんな時に」
そう言いながらお母様は携帯を開く。
どうやらお母様の携帯からだったらしい。
「…えぇ……わかったわ。すぐ行く」
そう言ってお母様は慌てて部屋を出ていった。
どうやら急用だったらしい。
「よかったぁ……」
私は床にぺたりと座った。
もし着信音がならなかったらきっと前と同じように私はお母様に暴力を振るわれていただろう。
「今のうちに部屋に戻ろう…」
そう言って私は部屋を後にした。
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ソーサレスオーシャン(プロフ) - この小説すごくお気に入りです！更新ご自分のペースでいいので，頑張ってください！楽しみにしてます！ (9月18日 1時) (
レス) @page6 id: d4d166ce3a (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - とても面白いです(*^^*)続きがとても気になります(*^^*)楽しみに待ってます(*^^*) (9月11日 9時) (レス) id: 56a8e30dad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いそ x他1人 | 作成日時：2022年7月28日 18時
