五十二話 ページ6
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Aside
「…久しぶりにパフェ食べたいな」
「パフェ食べるのか？」
聞き覚えのある声がし、横を見ると帰ったはずの蓮くんがいた。
「蓮くん?!帰ったんじゃなかったの？」
「いや、俺もこっちに用があったからな」
「そうなんだ、じゃあ私ここのパフェ食べるから。じゃあね」
そう言って別れようとしたのになぜか一緒にお店に入ってきた。
「蓮くんもパフェ食べたかったの？」
「ああ、クーポンを知り合いに貰ったからな」
と、自慢げに言う蓮くんは少し可愛かった。
「何食べるの？」
「フルーツ特盛パフェかな」
と、特盛?!もしかして蓮くんって大の甘党、？
「特盛ってすごいね…さすが…」
「それは褒めてるのか？」
「ほ、めてる、かも？」
「褒めてないやつだな」
「あははっ」
蓮くんと話すのすごい楽しい。
ずっとこんな時間が続けばいいのにな。
─────────
「蓮くんありがとう、すごい楽しかった」
「俺も楽しかった」
「また2人で行きたいね、じゃあね！」
「ああ、またな」
いつもなら家に帰る時は足が重たいのに今日は足取りが軽い。
でもだからといって家の居心地が良くなったわけではない。
こんな家出て行けるなら早く出ていきたいくらい。
…お母様を改心させたらどう変わるんだろう。
私は犯罪者の娘として生きることになるのかな。
「でも、なるようになれっ、だよね！」
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ソーサレスオーシャン(プロフ) - この小説すごくお気に入りです！更新ご自分のペースでいいので，頑張ってください！楽しみにしてます！ (9月18日 1時) (
レス) @page6 id: d4d166ce3a (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - とても面白いです(*^^*)続きがとても気になります(*^^*)楽しみに待ってます(*^^*) (9月11日 9時) (レス) id: 56a8e30dad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いそ x他1人 | 作成日時：2022年7月28日 18時
