【ツイステ】もう"大丈夫" 真紅の暴君『ゲーム沿い』 (ページ9)

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エピソード9 ページ9

【植物園-温帯ゾーン】

Aside

今、私たちは栗拾いに使う道具を植物園内で手分けして探しています。

『グリム、取ってはダメですよ。』

??｢ーーいって！｣

え？

レオナ｢ーーおい。人の尻尾踏んでおいて素通りとはいい度胸だな。こちとら気分よく昼寝してたとこだってのに思いっきり尻尾踏みやがって。最悪だ。｣

『申し訳ありません···！』

あぁまた、やってしまいました。

それに、この人は······

レオナ｢お前······あァ、入学式で鏡に魔法が使えねぇって言われてた草食動物か。ふぅん······。｣

なんか、逃げた方がよさそうですね。

レオナ｢スンスン······｣

『······なにするんですか？』

レオナ｢······はっ。本当にちっとも魔力の匂いがしねぇ。そんなことより、俺は今お前のせいで機嫌が悪いんだ。歯の1本も置いていけよ。｣

ラギー｢レオナさーん！｣

レオナ｢····あ？｣

迎えですかね？

兎に角逃げましょうか。

『先ほどは申し訳ありません。では、私たちはこれで。失礼いたします。』

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レオナside

レオナ｢おい······！ちっ！ラギーお前のせいで逃げられたじゃねえか。｣

ラギー｢オレのせいにしないでくださいよ。ほら、行きますよー。｣

レオナ｢めんどくせぇ。｣

それよりも、さっきのアイツ、

なんか、匂いが······、

なんて言えばいいんだ？

なんかこう···

レオナ｢安心する······？｣ﾎﾞｿｯ

ラギー｢え？｣

レオナ｢なんでもねぇ。｣

まぁいいか。