【ツイステ】もう"大丈夫" 真紅の暴君『ゲーム沿い』 (ページ22)

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エピソード22 ページ22

【ハーツラビュル寮-薔薇の迷路】

リトルside

『·····お···て、····リ··ル··お····て』

声が聞こえる······？

『リドル、おきて。』

リドル｢······はっ!!｣

『おはよう、リドル』

トレイ｢今は何も考えなくていい。寝てろ｣

リドル｢······。·····ボク····本当はマロンタルトが食べたかった。｣

エース｢へっ？｣

リドル｢薔薇は白だっていいし、フラミンゴもピンクでいい。みんなと食後のおしゃべりだってしたい。｣

トレイ｢リドル······？｣

リドル｢ずっと、もっとトレイたちと遊びたかった······う、うう····うううっ····わぁあああん！｣

『あらあら···ふふっかわいい』

ああ、Aに頭を撫でられるの好きだなぁ···

トレイ｢···俺も悪かった。だから、今日は言うよ。リドル、お前のやり方は間違ってた。だから、みんなにちゃんと謝るんだ。｣

リドル｢···うっ、ぐす······ごめんなさい····ごめんなさい·····っ！｣

エース｢オレ、寮長が今までの行動を謝ってくれたら言おうと思ってたことがあんスけど······ごめんの一言で済むわけねーだろ！絶対許してやらねーーー!!!!｣

『···エースって、本当KYですよね。』

エース｢うるせぇ！···オレ、しばらくは誕生日じゃないんだよね。だから、『なんでもない日』のパーティーのリベンジを要求する。今度はお前がマロンタルト作って持って来いよ。あっ、トレイ先輩に手伝ってもらうのはナシだから！自分で苦労しろ！····そしたら、許してやらないことも、ない。｣

『素直じゃないですね。』

エース｢外野は黙ってろ！いい？わかった？｣

リドル｢······うん。わかった。｣

『リドル、頑張ってくださいね』

リドル｢うん····、ありがとう｣