《イナイレ/イナイレGO》千年間の合宿 (ページ10)

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サッカーフィールドのゴールエリアには、雷門中サッカー部キャプテン円堂守さんが叶夢くんに対し手を振っていた。

『はーいー！ただいまそちらに蹴りますねー！(ﾋﾗﾋﾗ…)』

円堂「え！？」

『(ﾄﾝ…・ﾌﾜｯ…)』

全員「！！！！？」

叶夢くんが少し軽く蹴ったサッカーボールは空高く舞い上がり、円堂さんのゴールエリアの前で着地した。

基山ヒロト「軽く蹴ったはずのボールが……」

緑川リュウジ「正門からサッカーフィールドのゴールエリアまでは随分と距離があるのに……」

鬼道「間違いなくあの少年は……只者では無いぞ……」

アフロディ「叶夢くん……っ、靴底に鉄板でも入ってるの？(ﾎﾟｶｰﾝ…)」

『へっ！？入っておりませんよ。軽いスニーカーです』

フィディオ「ははっ！叶夢には毎回驚かされるよ！」

『？？？』

アフロディ「それにしても世界ヶ国の強豪キャプテン達がどうして日本に居るんだい？」

海外組「叶夢を1人、日本に行かせれるわけ無いだろう！！絶対に変な奴に狙われる！！」

アフロディ「え？叶夢くん、1人で日本に来ようとしていたの？？危ないよ」

『ん……っ、確かにボクは施設育ちで世間の事に付いて未だに勉強不足でございますが……』

アフロディ「ふふっ、叶夢くんは真面目さんだよね。そういう意味じゃないよ。叶夢くんってかなりモテるよね？」

ロココ「そうさ！今年のバレンタイン！トラック78台分だったんだから！！」

アフロディ「ええっ！！？予想以上！！」

マーク「まぁ、叶夢はルックス良し性格よし、スポーツ万能……とまさにハイスペックで老若男女問わずにモテないはずがない。世界各地にファンが居るしな……」

エドガー(私も叶夢の事が大好きで大切な1人だ……。叶夢は鈍感で周りの人達の好意に気付いていない。叶夢は……自分が思っているよりも私や周りの人達が叶夢を好いて愛している……と言う事をな……。叶夢が私だけを見てくれたらこの気持ちは楽になるだろうに……)

フィディオ/マーク(俺も叶夢の事が大好きで大切な1人だ……。叶夢は鈍感で周りの人達の好意に気付いていない。叶夢は……自分が思っているよりも俺や周りの人達が叶夢を好いて愛している……と言う事をな……。叶夢が俺だけを見てくれたらこの気持ちは楽になるだろうに……)