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結局、それから2時間くらいしても、Aが熱を帯びた顔で近づいてくるのが忘れられなくて眠れなかった。
部屋を出て、キッチンに向かえば机に伏して寝るAの姿があって、
私はそのAの正面の椅子に座って同じように机に伏した。
自分の腕を枕にして寝ているAの、収まった腕から少しはみ出た手を自分の方に引き寄せて握る。
じんわりと暖かい体温が、私の冷たい指先に伝わって、お互いがお互いに溶けていくような感じがした。
「……身体中に、…印を付けたいんじゃなかったの……?」
少し前まではあんなに恥ずかしくて、分からなくて、知らなくて、Aを拒絶したのに……
いざ、Aから離れられると寂しい、なんて都合がよすぎるだろうね。
私の独り言は、Aに届くことなく、静かな部屋に消えていった。
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朝になったのか、日差しが瞼に差し掛かって目を開ければ、視界の先は天井だった。
キッチンの机で寝た筈なのに、起きればベッドに寝ていた。
しっかり布団まで被って。
どう考えても先に起きたAの仕業だ。
私のことも起こしてくれれば良かったのに。
先に顔を洗いに洗面所に向かえば、隣の浴室からシャワーの音がした。
Aがシャワーを浴びていることを知れば、出てきた時にご飯を作っていてあげたいなんて思ってキッチンへ向かった。
Aが出てくるまでどれぐらいの時間があるだろう、そんな時間との勝負の中、エプロンだけつけてキッチンに立った。
殆ど料理なんてしてこなかった私が作れるものなんて限られており、Aが作ってくれるようなご飯にはならず、質素な朝ごはんになった。
机に並び終えた時、扉が開く音がして、そっちを向けば上半身裸の姿のAがいた。
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く - く (3月20日 20時) (レス) id: 568dfd9108 (このIDを非表示/違反報告)
もっちりパンダ(プロフ) - 更新ありがとうございます😊 楽しみに待ってます! 頑張ってください。 (2月4日 23時) (レス) @page21 id: 55730a40a9 (このIDを非表示/違反報告)
来夢 - なんというか!もう,最高です♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪ 次は夢主くんの無双劇か,夢主くんの巨人化かな?って思ったりしてて,めっちゃワクワクしてます! 次の投稿も頑張ってください! (1月28日 14時) (レス) @page18 id: 67da7e264d (このIDを非表示/違反報告)
ら(プロフ) - 更新ありがとうござます😭🌟最後、わー!!!って声が出ました笑笑続き楽しみすぎます頑張ってください⸜🙌🏻⸝ (1月27日 21時) (レス) @page17 id: 380a0df348 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - わ〜!!更新ありがとうございます!!アニー!!!これからどうなるのか凄く楽しみです✨男主の無双始まるのかな!?ワクワクしてます😳💗 (1月26日 16時) (レス) @page18 id: 27f29b5b0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2023年11月25日 12時