ちょっと変わったマネージャー【ブルーロック】2

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“絵心「Aちゃんお客様来たからさ、セントラル会議室通しといてくれない？」“


“『お客様ですか？』“


“絵心「そーそー…フットボール連合のお偉いさん方が来てんだよね。

アンリちゃんと資料用意したらそっち向かうから、取り敢えず案内して機嫌取っといて」“


“『分かり…ました』“



二子と昼食を終えたAは各ステージのトレーニングルームの掃除片付けをしていた時だった。


絵心からインカムの通信が入り、掃除の手を止める。


機嫌取りとは…と思いながらAは掃除道具を片付けて、正面関係者入り口に早足で向かった。




自動ドアを通り外に出ると、丁度お偉いさん方が大型バスから降りてくる所であり、その数ざっと見て20人程だった。


『初めまして不乱蔦会長。私ブルーロックサポートマネージャーをしていますAと申します。
以後お見知り置き下さい。』



ジャージ姿で失礼します、と後に着け綺麗にお辞儀をする。

プロジェクトに参加して、会見や会議に参加しなかったAは、会長、連合の人間共々お互いに書類上でしか知らなかった。


お見知り置き下さいというものの、Aは内心どうでもいいと思っていた。

それよか適当に機嫌取っといてと言われた絵心に怒りを覚えていた。




不乱蔦「絵心くんは？呼び出した張本人がいないとは…やはり」


『私がお願いしたんです、会長に1度御目道り出来ないかと…役を買って出たのは私なので、絵心さんを責めないであげてください』


不乱蔦「…あ、そう」



会議室にご案内します、とAは先頭を歩きブルーロック内に入っていく。

タブレットで自動ドアを操作し、全員が入るまで開けっ放しにし、全体の状況を読みながら、連合の人の機嫌を取りつつ丁寧に案内した。



モブ「(でかいなぁ)」


『(ブスだなぁ)』




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