検索窓
今日:77 hit、昨日:66 hit、合計:141,604 hit

72 ページ22








手当を終えたAは士道を引きづったままマッチングルームを後にする。


玲王は士道と試合する事を決め、指紋認証まではしたが、結成から24時間経たなくてはならないので、そのまま休憩ルームの方へと進んだ。


道中Aは他の試合データを確認したり、マッチング歴を見たりしてる中、士道はひとりで喋り倒し、玲王がそれに突っかかり、國神が止めると言う阿鼻叫喚な光景が広がっていた。



『士道さん、そろそろ離れてください。』


士道「え〜?そんな時間経ってないじゃん!!」



『時間ではなく、独り立ちしてくださいってことです。
毎度毎度会う度引っ付いてくるの疲れません?
明日、明後日は日中私居ないんですから、貴方を止める人が居ないんです。
喧嘩しないでくださいよ?』


玲王「…どこか行くのか?」




食堂に着いた一同はそれぞれ席に座り、Aも引っ付く士道の腕を離し椅子に座らせる。


傍に立とうとするも、士道に腕を捕まれ、かなりの力で引っ張ってAを膝の上へと座らせた。



『まぁ…次の3次選考の準備です。』



3次選考の世界選抜戦の選手5名を空港まで帝襟と共に迎えに行くのだ。



日中、選手の管理は全て絵心の支配下に置かれ、Aはこの監獄から出る。



その後も3次選考の説明やら、なんやら、
来てもらうのはこちら側なので、相手の意向を汲んでおもてなしをしなければならない。


2日ほど掛かるだろう。

その後も通訳係として世界選抜戦の度同席しなければならない。





普段士道の管理を任されているのはAで、暴れたら自ら止めに行っているが、

絵心の管理下に置かれると、問答無用でスーツに搭載された機能で電撃を浴びさせられるだろう。



そうなれば多少身体に支障を来たす。


Aは士道に暴力振るわれる相手も、士道自身も平等に心配した。


故に前日からの忠告。


これに対し、士道はお利口に待てができるのか……。






士道「なんで居ねぇの?」



『ですから、3次選考の……』






73→←71



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (188 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
506人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

もこ(プロフ) - 五月雨雫さん» ありがとうございます! (7月15日 19時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - もこさん» おけおけ頑張ってリク消費します!! (7月15日 19時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - リクエストで夢主が歌ってるのをキャラ達が見てその後夢主と、キャラで歌うとこが見たいです!恋愛曲(ワライカタ、ミライチズなど)病み系の曲(あとのまつり、偽物人間40号など)を歌ってほしいです! (7月15日 11時) (レス) @page45 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - 結葉さん» 結葉ちゃんありがとう〜(´▽`) (7月14日 21時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - この作品大好きです〜!千切と凪以外とのラキスケがみたいです!てか夢主ちゃんサラッと帝襟さんの下着暴露してて草(笑) (7月14日 19時) (レス) @page43 id: c046a985c9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:五月雨雫 | 作成日時:2023年5月4日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。