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地獄の身体強化(フィジカル)トレーニング期間が始まって3日目、既に弱音を上げている人物が幾数名



まぁ無理もない

9:00 2時間耐久走×2セット

14:00 超体幹トレーニング1時間×2セット

16:00 ウエイトトレーニング

18:00 スプリント走100本だもの。




でも、Aは相変わらず業務も同じ、ひたすら5つの部屋を周り洗濯やら掃除やらなんやらをこなして回った。


それでも、一気に人数がザッと減り、サッカーボール使用禁止なのでボールの手入れが無い分かなり楽になった。


そして試合も無いので日中は割と暇になる。


そんなAが何してるのかと言うと…、




氷織「っは、はっ…っ…Aちゃん、凄い、な…」


『まぁ、マネージャーやってるからって、動かない、訳が、無いんで…』



一緒にトレーニングしていた。


チームの得点王で上がってきた氷織。

1人でトレーニングルームで訓練している所にAはフラッとやってきて一緒に選手と同じメニューをこなす。


バケモンだな。

とはいえ最初から動けた訳では無い。

なんならAが運動をしたのはここに来てからが初めてである。


歩く、走ること以外した事の無いAは、ここに来てから目まぐるしく進化を遂げた。

それは頭脳的にも体力的にも。


1次選考前のトレーニング期間からずっと、夜や朝早く、選手が利用しない時間帯を使ってAはコツコツと練習してきた。


選手にとやかく言うにはそれ相応に自分も動けないと、と言うことらしい。



耐久走が終わり、体幹トレーニングへ移行した。



『ウルグアイ東方共和国』

氷織「く、く…黒豆の煮豆…」


『メディカルサイエンス』

氷織「す、す…ちょおまって…」



プランクをしながら2人はしりとりをしていた。


日々の業務で腹筋や腕力を使っているAは軽々としていたが、腕をあまり使わずサッカーをしている氷織には少しキツかったらしい。


それでも喋る余裕があるのが流石。










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五月雨雫(プロフ) - しゅさん» ありがとう!(´▽`)カイザーもそのうち出すからね! (1月8日 13時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
しゅ - カイザーラブっ!!です物凄く素晴らしい作品ですね♡ (1月7日 22時) (レス) @page17 id: 549e30d0c2 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - ユキ?さん» どのアニメだ…?(´・ω・`)? (12月18日 12時) (レス) @page50 id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユキ?(プロフ) - ツンデレのデレは最高や……最後のアニメのやつ絶対にあのアニメだろ(笑) (12月18日 0時) (レス) @page23 id: 631da5b6df (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - レイさん» 分かる.*・゚(*º∀º*).゚・*.デレこそ正義だよね (8月13日 15時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2023年4月7日 21時

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