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Aも夕食はまだだということで、蜂楽は潔、千切、國神達の真ん中に無理矢理座らせる。




しっかり自分はAの隣を死守して。



Aはマネ専用の食事として毎日3食バランスよく提供されている。



今日の夕飯は豚のしょうが焼きとサラダと味噌汁ともち麦ご飯だった。



國神がAのご飯を運んできて、Aを一切動かさせない。




Aの前にご飯を乗せたトレーを置くと、Aは「ありがとうございます」と丁寧に國神にお礼を言った。



潔「Aさん!!」


Aの左隣、蜂楽の反対側を死守した潔はAの肩をガシッと両手で掴んで真剣な顔で名前を呼んだ。



『…はい。』



いきなりの大声と勢いの良い手に驚きつつも返事をするA。



潔「少し…いや、かなり露出が多くない!?」



『…はい?』





潔の表情は至って真剣だった。



でもAは理解できなかった。



だって、皆と同じ長袖じゃん、と。




違う、そうじゃない。



この施設では基本裸足で生活して、それはAも例外ではない。



そしてAの履いているズボンは膝上何十センチか、Aの長いスラッとした足がかなり見えている。




ここにいるのは健全な男子高校生だ、気にならないはずは無い。




太ももフェチの潔ならば尚更。





『……あの、肩痛いんで離してください』



潔「あ、ごめん…」




潔は我に返って手を離すも、真剣な顔付きは変わっていなく、目線は常にAの太ももへ注がれていた。





千切「ま、確かに足出しすぎだよな」


蜂楽「そそ!えっちだよね!」



國神「おい蜂楽!言葉を選べ!!」




潔が言葉を選んで露出云々を伝えたのに、それを無下にするかのようにド直球に蜂楽は言葉を出す。



まぁそれが蜂楽だ。



『成程。
他の棟で色々と視線を感じたのはソレですか。』




Aは基本日中ジャージで足は隠れている。

風呂に入る時間もかなりバラバラでAの生足姿を見れるのは割と稀なのだそう。






他の棟でも同じようなことがおきていた。





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五月雨雫(プロフ) - しゅさん» ありがとう!(´▽`)カイザーもそのうち出すからね! (1月8日 13時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
しゅ - カイザーラブっ!!です物凄く素晴らしい作品ですね♡ (1月7日 22時) (レス) @page17 id: 549e30d0c2 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - ユキ?さん» どのアニメだ…?(´・ω・`)? (12月18日 12時) (レス) @page50 id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユキ?(プロフ) - ツンデレのデレは最高や……最後のアニメのやつ絶対にあのアニメだろ(笑) (12月18日 0時) (レス) @page23 id: 631da5b6df (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - レイさん» 分かる.*・゚(*º∀º*).゚・*.デレこそ正義だよね (8月13日 15時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2023年4月7日 21時

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