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絵心「お疲れAちゃんごめんね急に」



『いえ……ありがとうございます』




モニターまみれの部屋でカップ麺を啜っている絵心は、扉が開いて入って来たAを確認した後椅子をくるっと回転させながらお疲れ、と言った。



Aは台車を1度倉庫に戻してタブレットを片手に来た。



カップ麺を食べながら話を始める絵心を横目に、Aは1度タブレットを机に置いて周りのゴミを片付け始めた。



絵心「ねぇAちゃん、この間Aちゃんが提案したヤツ採用しようと思うんだけどさ」




『この間……と言うと、敗者復活みたいなのを作ってみるのはどうかと言うやつですか?』



絵心「そうそうそれ、俺2次選考の準備で忙しいんだけど、その内容細かいやつAちゃんに任せていい?


人間の身体のアレコレはよく分かってるでしょ?」




『はい。私の得意分野です。

精一杯頑張らさせていただきます。』



絵心はじゃ、よろしく〜と言って再び画面に向き直った。



Aもタブレットのデータだけここにあるパソコンに移してから部屋を後にした。































凪「お、玲王戻ってきた……ねぇ玲王食べんのめんどい、食べさせてよ」




Aと別れた御影は、後を追う訳にも行かずしょうがなく食堂に戻ってきた。



凪と剣城が向かい合って座っている所の凪の横の椅子に腰を下ろす御影。



はいはい、と自分の食事より先に凪に食べさせ始めた。



剣城「あのマネージャーの所に行ってたのか?」



御影「あーまぁな」



凪「何、なんか怒ってる?なんかあったの?」




御影は自分の夕食のハンバーグにフォークを思いっきりぶっ刺して食べた。



その様子は見るからに怒ってます、という感じだ。




御影「いや?別に。」



本当に御影は怒ってる訳では無い。

ただ、Aの態度にすこぉーしイラついただけだ。






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五月雨雫(プロフ) - しゅさん» ありがとう!(´▽`)カイザーもそのうち出すからね! (1月8日 13時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
しゅ - カイザーラブっ!!です物凄く素晴らしい作品ですね♡ (1月7日 22時) (レス) @page17 id: 549e30d0c2 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - ユキ?さん» どのアニメだ…?(´・ω・`)? (12月18日 12時) (レス) @page50 id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユキ?(プロフ) - ツンデレのデレは最高や……最後のアニメのやつ絶対にあのアニメだろ(笑) (12月18日 0時) (レス) @page23 id: 631da5b6df (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - レイさん» 分かる.*・゚(*º∀º*).゚・*.デレこそ正義だよね (8月13日 15時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2023年4月7日 21時

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