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組み立てたフレームの上に乗せるマットレスを運びながら会話を続ける2人。
御影「それは絵心とかにそう呼べって言われてんの？」
『いえ、そういう訳では無いんですけど』
マットレスを置いて整えた後、Aはシーツを引き、ベッドメイクに入った。
御影は手伝うことが無くなったので壁にも垂れながらAの話し相手になる。
御影「なぁ、Aのその敬語って癖とかじゃ無いよな？
その何か良い子演じてますって感じの態度。」
『…』
Aは御影のその言葉に手を止めた。
口は悪いし思ったことそのまま言う方なので良い子では、無いのでは無いか。
そう普通は思うも、御影はそうではなかったらしい。
御影「俺さ、御曹司の身だからそーいう皮被ってる奴ずっと見てきてんだよね。
だから、なんつーか…俺自身には興味ねーんだろうけど、自分を押さえつけてるって感じ、見ててちょっと腹立つ」
『そう、ですか…』
Aは御影の顔を見ないまま再度手を動かし始め、枕や上布団の設置など進めた。
御影「苗字呼びとか敬語とか、本来のAじゃないだろ？
Aは3年なんだし歳下の俺らに敬語なんて要らないじゃん」
『………
貴方達は選手、私はマネージャーです。
それに私は…ここに、住まわせて貰っ』
絵心「あ、あ〜Aちゃんベッド運んでくれてありがとうね〜
夜の洗濯の前にデータの処理お願いしたいんだけど１回こっち来てくれない？」
Aの言葉を遮るようにチームVの部屋のモニターが付き、画面に絵心が映る。
なにか伝える事があるのならインカムを通してAにのみ要件を伝えれば良い。
が、それをわざとしなかった。
『……分かりました。
では、御影さん、お疲れ様です。夕食しっかり食べてしっかりお休み下さい。』
御影「ちょ、まだ話し終わってねえだろ！」
御影の静止の声も虚しく、Aは台車を転がしながらさっさと部屋を出ていった。
画面の絵心も既に消えており、その様子は明らかに御影とAの会話を妨げただけのものである。
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五月雨雫(プロフ) - しゅさん» ありがとう!(´▽｀)カイザーもそのうち出すからね！ (1月8日 13時) (
レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
しゅ - カイザーラブっ！！です物凄く素晴らしい作品ですね♡ (1月7日 22時) (レス) @page17 id: 549e30d0c2 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - ユキ?さん» どのアニメだ…？(´･ω･`)？ (12月18日 12時) (レス) @page50 id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユキ?(プロフ) - ツンデレのデレは最高や……最後のアニメのやつ絶対にあのアニメだろ(笑) (12月18日 0時) (レス) @page23 id: 631da5b6df (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - レイさん» 分かる.*･ﾟ(*º∀º*).ﾟ･*.デレこそ正義だよね (8月13日 15時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五月雨雫
| 作成日時：2023年4月7日 21時
