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ガラガラガラガラ




密閉した空間に響くなにかタイヤを転がしたような音が聞こえる。




凪誠士郎を背負った御影玲王はその音が大きくなるのに気付き、その場に止まった。



剣城「?なんの音だ?」



御影の隣で歩いていた剣城斬鉄も立ち止まりそう疑問を口にした。



御影「なんか、転がす音?」



ガラガラゴロゴロという音が目の前の曲がり角の所まで来て、1度スっと音が止まった。



そして角から見えたもの、それは台車に乗った大きなダンボールだった。





御影「うおっ」




縦に2m程はあるだろうか、大きなダンボールに御影は1歩後ろに下がった。



声が聞こえたのか、Aは誰か前にいるのかとダンボールからひょこっと顔を出して前を見た。




『御影さん、凪さんに剣城さんも。お疲れ様です。』



御影「なんだ、Aか……何してるんだ?これ何だ?」



『これは御影さんのベッドですよ。
先程ゴールボーナスを5ポイントで高級安眠ベッドと交換していましたよね?』




Aの運ぶダンボールの中にはベッドのフレームが入っていた。



完成品のままでは流石に扉を通過しないので、中に持ち入ってから組み立てる仕様だ。



だが流石に1人では運べなかったので、台車を使用していた。



この密閉空間には台車の音はかなりうるさかったらしい。

一種の地響きのようなものだ。



だが、今は夕食の時間帯、皆食堂に集まっていてガヤガヤしているため、今の間に準備しようという事だ。




勿論御影達も食堂に向かう最中である。





凪「え〜Aそんな事もすんの?めんどくさくない?」



御影の背中で眠っていた凪が目を擦りながら起き、そう会話に参加する。



『私の仕事は皆さんのサッカー以外の身の回りのお世話ですから。』




凪「大変だね」



『いえ、これくらい全体の業務に比べたらマシです。』













Twitterに夢主ちゃんのイメージ画像を乗せました。

私の勝手なイメージなので、ご自身の理想が、崩れる可能性ありますので、自己責任でご覧下さい。


@8738samidare
五月雨雫(占ツク)と言うアカウントです。

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五月雨雫(プロフ) - しゅさん» ありがとう!(´▽`)カイザーもそのうち出すからね! (1月8日 13時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
しゅ - カイザーラブっ!!です物凄く素晴らしい作品ですね♡ (1月7日 22時) (レス) @page17 id: 549e30d0c2 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - ユキ?さん» どのアニメだ…?(´・ω・`)? (12月18日 12時) (レス) @page50 id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユキ?(プロフ) - ツンデレのデレは最高や……最後のアニメのやつ絶対にあのアニメだろ(笑) (12月18日 0時) (レス) @page23 id: 631da5b6df (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - レイさん» 分かる.*・゚(*º∀º*).゚・*.デレこそ正義だよね (8月13日 15時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2023年4月7日 21時

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