検索窓
今日:96 hit、昨日:132 hit、合計:346,681 hit

19 ページ19









乙夜「あ、ね!俺今日で計5ゴールだから、スマホの返却とマッサージにするつもり。

だから、L○NE交換しよ?」



『……すみません、私個人のスマホは持ってません。』



乙夜「えっ?マジで?

部屋に置いてあるとかではなく?」




『はい。青い監獄(ココ)に来る前に解約されました。』




乙夜「それって…」
烏「なぁ、凡」




怪我人などは居ないらしく、それぞれがさっさとフィールドを出て行く中、乙夜はクールダウンのストレッチをAに手伝って貰っていた。



開脚した乙夜の背中をAが押しながら話していれば、唯一一人残っていた烏が会話に口を挟んできた。




烏とAの面識はあるものの、会話するのは初である。



初っ端から凡呼び。

まぁ烏の癖みたいなものだが、少しイラッとくるのもしょうがないと思う。



そして、Aは割と短気である。





乙夜「俺が今喋ってんじゃん」


烏「お前やなくてこっちの凡に話しかけとんねん。」



『ですので、ココでの生活が終わったらバイトしてスマホ買おうと思ってます。』


乙夜「えっ、あ、うん。」




烏「は?」




『LINEの交換はその時でいいですか?』



乙夜「うん。…ありがと」



次は太腿のストレッチしますので寝転んで下さい、と烏を無視しながら乙夜のストレッチを続けるA。



その後2回ほどAと乙夜の会話の間に割って入るも、面白いくらいにフル無視をかまされ、遂に烏は脳みそプッチンプリンになった。((



Aの肩をガシッと掴んで力任せに引っ張って振り向かせる。



烏「ええ加減にせえや!無視すんな凡!!」


『?あぁ、ずっと私の事を呼んでたんですね?
すみません、初日に自己紹介したの覚えてらっしゃらなかったのですね。

私、凡と言う名前ではなく、Aと言います。
改めてよろしくお願いしますね。』


烏「は?」




乙夜「ブハッ」





20→←18



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (256 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
861人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

五月雨雫(プロフ) - しゅさん» ありがとう!(´▽`)カイザーもそのうち出すからね! (1月8日 13時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
しゅ - カイザーラブっ!!です物凄く素晴らしい作品ですね♡ (1月7日 22時) (レス) @page17 id: 549e30d0c2 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - ユキ?さん» どのアニメだ…?(´・ω・`)? (12月18日 12時) (レス) @page50 id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユキ?(プロフ) - ツンデレのデレは最高や……最後のアニメのやつ絶対にあのアニメだろ(笑) (12月18日 0時) (レス) @page23 id: 631da5b6df (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - レイさん» 分かる.*・゚(*º∀º*).゚・*.デレこそ正義だよね (8月13日 15時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:五月雨雫 | 作成日時:2023年4月7日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。