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荷解きが終わり、皆がそれぞれ1階のリビングに集まりつつあった。
そして突如として始まったお部屋披露大会。
峰田はスルーされ、爆豪は「くだらねぇ、寝る」と言い、飛ばされてから女子部屋へと移動した。
女子部屋は蛙吹を除き、3階から上へと順に見て行った。
5階までいき、ラスト八百万の部屋を見て終わり、階段を降りて1階へと戻る道中、
2階に降りた時誰かがポロッと口にした。
「緑谷の部屋…見せてくれっかな」
誰の声かは分からなかったが、それをしきりに轟が2階通路に出てAの部屋の方へ向かった。
八百万「轟さん？」
女子棟2階にはAの部屋しかない。
階段から見て1番奥の部屋まで歩き、轟は部屋の扉をノックした。
他の皆も轟の後に続き、着いてきた。
轟「Aいるか？」
割と大きめの声で扉の向こうのAに声掛ける轟。
1度目の呼びかけには返事はなく、2度目のノックと、切島達の騒がしい呼び掛けの後、中で少し物音がした。
ペタペタと足音がしてから扉のドアノブが少し回って小さく扉が開かれる。
『なに』
扉から覗かれたAの顔は半分以上長い前髪で覆われており、少し見えた左目の下には大きく、濃いクマがあった。
昼間は気休め程度だが、ファンデーションとコンシーラーでクマと酷い顔色を隠していたのだ。
早めの風呂に入ってメイクを落としたAの顔色は相当酷いものだった。
切島「わりぃ緑谷！寝てたか？」
『……』
轟「今みんなの部屋見て回ってたんだ。
Aの部屋、見せれるか？」
『…何も、ないよ』
Aはそう言って部屋へ戻って行った。
鍵はかけなかったから、ご自由にどうぞ、と言うことだろう。
轟はドアノブを回して中に入った。
中は光が着いておらず、月明かりが差し込んでいただけだった。
麗日「暗！」
入り口近くにある電気のボタンを押して、部屋に光をともす。
部屋に入ってきた皆の目に映ったのは、皆共通の机と椅子、そして机の上に置かれた2冊の大きなアコーディオンみたいなアルバムとアドバイスブックのみだった。
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くろ(プロフ) - ちょ、、神展開すぎん！？！？え、推しであるカルマくるの？？え？？？ぜひ無意識イチャイチャしていずくたちにダメージを！！そして、カルマと付き合う展開を！！お願いしやす！(なんでお願いハイキューやねん) (2月18日 7時) (
レス) @page45 id: 064181918f (このIDを非表示/違反報告)
たに - 一気読みしてしまいました！更新頑張ってください！ (2月7日 20時) (レス) @page38 id: 9b7538881a (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 初見です！一気に読み進めてしまいました､面白かったです！続きが気になる！ (1月15日 10時) (レス) @page31 id: 0a79996966 (このIDを非表示/違反報告)
黒メガネ - 夢主の中学生編がついに畫かれるなんて、夢みたいです。この作品も中学生編もとても楽しみです！ (1月15日 5時) (レス) @page28 id: dd90f074e1 (このIDを非表示/違反報告)
猫🐈 - 別の小説として中学校時代みたいです！ (12月10日 21時) (レス) @page28 id: dd8ea956da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五月雨雫
| 作成日時：2023年3月24日 18時
