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またそうやって自分の物差しでしか物事を見ない……。
『貴方も薄々気付いていたんでしょう？オールマイト』
ｵｰﾙﾏｲﾄ「…」
出久「オールマイト…？」
ｵｰﾙﾏｲﾄ「……ああ。」
出久から顔を背けて、少し気まずそうに答えるオールマイト。
ああ、この態度も全て、善人ぶっていて腹が立つ。
出久「そんな…何故」
ｵｰﾙﾏｲﾄ「雄英高校が全寮制にするにあたって、全家庭に訪問させて頂いただろう。
あの時、少年のお母様は、少年を酷く心配すれど、少女の話は一言もしなかった。
その時は少女が入院していて、入寮の了承が必要で、やむを得ず私から少女の話をした時、
彼女は「ご自由にどうぞ」と言ったんだ。
少年の入寮に関しては泣きながら引き止める程だったのに…。」
『…これで私とアンタの扱いの差が目に見えて分かって来たでしょう？』
出久「でも、それは……Aの意見を尊重したかったからじゃ…」
ここまで言ってもまだ自分の世界しか見えていないの…？
どれだけ自分勝手なのか、こんなのでよくヒーローになんてなろうと思えた物ね。
なら現実を見せてあげようか。
『私が中学進学の時、アンタと別の学校へ行った理由は、なんと聞かされている？』
出久「へ？」
爆豪「…Aが自ら私学を望んで受験した、と。」
出久「ぼ、僕もおなじ……。」
『いいえ、私は強制して私学を受けさせられたのよ。
「出久の勉強の邪魔になるから、他所へ行って。
家にも極力居座らないで」と。
勿論受験費も交通費も学費も教材費も払ってはくれない。
それでも、地元の中学には入れない。
アルバイトも出来ない中学生がそんな中どうやってお金を稼いだか…分かるでしょう？』
唖然とした顔のかっちゃんと出久。
見下ろしている私の顔は、今まで見たことがないくらいに不気味な笑顔でしょうね。
『人体実験。
それ以外にあるかしら』
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くろ(プロフ) - ちょ、、神展開すぎん！？！？え、推しであるカルマくるの？？え？？？ぜひ無意識イチャイチャしていずくたちにダメージを！！そして、カルマと付き合う展開を！！お願いしやす！(なんでお願いハイキューやねん) (2月18日 7時) (
レス) @page45 id: 064181918f (このIDを非表示/違反報告)
たに - 一気読みしてしまいました！更新頑張ってください！ (2月7日 20時) (レス) @page38 id: 9b7538881a (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 初見です！一気に読み進めてしまいました､面白かったです！続きが気になる！ (1月15日 10時) (レス) @page31 id: 0a79996966 (このIDを非表示/違反報告)
黒メガネ - 夢主の中学生編がついに畫かれるなんて、夢みたいです。この作品も中学生編もとても楽しみです！ (1月15日 5時) (レス) @page28 id: dd90f074e1 (このIDを非表示/違反報告)
猫🐈 - 別の小説として中学校時代みたいです！ (12月10日 21時) (レス) @page28 id: dd8ea956da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五月雨雫
| 作成日時：2023年3月24日 18時
