お兄ちゃんは絶対私が守る。

夢 ページ42

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五条「はいお土産。京都の皆にはとある部族のお守りを」


ミイラのような、心底要らなそうなぬいぐるみのようなものを京都校の人たちに手渡ししていく五条。

私終えれば次は東京校側へ。

ハイテンションなまま振り向いて、巨大な箱を開けた。


五条「故人の虎杖悠仁君でぇーっす！！」


悠仁「はい！！おっぱっぴー！！」



「「「「………」」」」



虎杖「(えっ…え_________！？)」



かなり古いギャグをぶちかましなが登場する虎杖に対し、その場にいる伏黒達は、驚いたような、何を考えているか分からないような表情をしながら突っ立っている。

それもそうだ。死んだと聞かされた同級生、後輩が超ハイテンションで箱から出てきたのだ。理解が追いつかない。


悠仁も悠仁で五条に言葉匠にそそのかされこうなったのだ。

京都校の人達も興味なさげ、友人もなんの反応もなし。

冷や汗を書いてきたときだ。



楽巌寺「宿儺の器！？どういうことだ…」

五条「楽巌寺学長ー！いやー、良かった。びっくりして死んじゃったらどうしようかと心配しましたよ。」



五条は悠仁を放置して楽巌寺嘉伸と話に行く。

それと入れ替わりに釘崎、伏黒が悠仁へ近寄った。



一方、Aは…




『(…………、は、え、なん…っえ？
お、お兄ちゃん、お兄ちゃんがいる、ちが、お兄ちゃんは死んで、なんで、心臓、別に平気だし、いや、それより、ちがなんで、考えが、、、纏まらな……)』




目を見開いて拳を強く握ったまま固まったままだった。

咄嗟のことで脳の処理が追いついて居ないのだ。


真希「？どうした？アレ兄だろ？行かなくていいのか？」


五条も真っ先に飛びつくと思ったAが動かずすごい量の汗を出している。

隣にいた真希が心配し、兄を指差し言った。



『ぉ、ぉにいちゃ…や、ゅ…夢だ、これ、




禪院先輩、思いっきりビンタしてくれませんか？』


真希「はっ？」







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