授業 ページ20
・
共同スペースのキッチンで食パンを切って卵と牛乳混ぜたやつに浸していると、お兄ちゃんが準備を終えて、キッチンに来た。
私がフレンチトーストを作ってる間、お兄ちゃんは櫛と髪ゴムを持って私の後ろに立つ。
いつも通りの光景。
私が朝ごはんを作ってる間お兄ちゃんが私の髪を結う。
これは私だけの特権だし私にとっての日常。
私にとって掛けてはならない当たり前。
夜ご飯は基本お兄ちゃんが作る。
悠仁「おし!出来たぞ!」
『ありがと。』
私の髪をハーフアップにしたお兄ちゃんは自分で上出来!と褒めた。
フレンチトーストが完成してお兄ちゃんにお皿を出してもらっている時、女子寮男子寮それぞれから野薔薇ちゃんと恵君が出てくる。
悠仁「ん?お!釘崎、伏黒!はよっす!!」
釘崎「朝からうっさいわね。おはよ」
伏黒「はよ。釘崎にも声掛けてたのか。」
『うん!皆何飲む??』
3人は席につき、私はフレンチトーストと、インスタントのコーンスープを置いた。
そしてコーヒーを入れる。
恵君ブラック飲めるの凄いなぁ…!
私もお兄ちゃんもまだ砂糖入ってないと飲めないし。
飲み物も用意して私も席に着いた。
昨日出来なかった世間話をしながら朝食を済ませた。
・
1度部屋に戻って準備したあと、寮前で待ち合わせをして皆で教室に行くこととなった。
教室は思ったより広くて席は横一列に並んでいた。
もちろん私はお兄ちゃんの隣を死守。
釘崎「そういえばA高一の授業着いて来れんの?」
伏黒「それ俺も思った。」
悠仁「確かに!!A俺よりバカじゃないけど本来中3じゃん!!」
『えー…どうだろ。でも学長な出されたテスト?は満点だったらしいから…。』
伏黒「満点???」
なんでも一般入試と同じぐらいらしく、一学年分の勉強量の違いで満点は凄いらしい。
お兄ちゃんも野薔薇も恵君もすごいと褒めてくれた。
でもチャイムなっても先生来ないのどゆこと?
恵君曰く「五条先生そういうとこあるぞ」とのこと。
・
364人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クローバー - 続き、気になってます! (2022年9月10日 20時) (レス) @page34 id: 7d91e777e9 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 超面白いです‼ 話も1話1話面白くて。尊敬します!(o・ω・o)頑張ってください👍 あとオチは伏黒くんが良いです! ですが五月雨雫さんが決めてください! 更新頑張ってください✨ (2022年7月29日 18時) (レス) id: 5858736ed9 (このIDを非表示/違反報告)
noppi(プロフ) - 続きも見たいです(*^▽^*) (2022年3月22日 6時) (レス) @page27 id: a056ba0898 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 五月雨雫さん初めまして、この小説は五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年1月1日 22時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ガラシャ(プロフ) - 面白かったです 更新頑張って下さい! (2021年12月27日 0時) (レス) @page5 id: 195258dcbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:五月雨雫 | 作成日時:2021年12月26日 20時