お兄ちゃんは絶対私が守る。

タイム ページ18

･




Aside






飛び降りて五条先生と恵君の前に着地する。

流石に術式は使うよ。


じゃないと骨折じゃ済まないし。

”浮遊”の応用で押し上げるのではなくダメージを吸収する。


五条先生は手元のタイマーを止め、恵君は目をぱちくりさせていた。


五条「ｸｸｯ…Aお疲れ。タイムは7分49秒だ。」


7分…5分は切れないと分かっていたけどプラス2分もかかっていたなんて……。

未熟だな。まだまだ。

これからもっと任務をこなして強くなんないと…お兄ちゃんを守れない。



腕に抱えていた子供の話をしている時、隣の建物からお兄ちゃん達が出てきた。

これまたお兄ちゃんも子供抱えていた。


『お疲れお兄ちゃん、野薔薇ちゃん怪我は？』


悠仁「俺は平気！」

釘崎「私も平気よ。それよりあんたの方が怪我してんじゃない。」


『私はちょっと呪力が当たっただけだから。』


それよりお兄ちゃんが連れてきた子供を直さないと。

首筋から血が出てる。

傷は浅いから出血多量は無いだろうけど、直すのは早いにこしたことないし。




子供の傷を直し、五条先生と恵君が二人の子供を家まで送ることになった。

その間私達は3人は、実地試験の感想を言い合っていた。







･














＿＿＿＿



現在判明中のAちゃんの術式


操変風殺術式
風を操る。
何気なく吸っている空気も、少し動けば揺れ動き風となる。
その僅かな風さえも操ることが可能。
つまり空気を操る感じ。


・操風 ”圧”
風を一点集中させ圧力を上げ、風の押す力を強化した技。
準2級呪霊までならは圧力でグシャッと潰れる。


・操風 ”浮遊”
風を足場しにして固めて乗ることが出来る。
下から風邪を押しあげれば上昇する。
また着地の際に衝撃を吸収してダメージをゼロにすることも可。


・操風 ”乱風斬り”
鋭い風の斬撃。
大体飛ばして使う。
一気に最大100の斬撃を入れれる。
準一級までならギリ文字通り木っ端微塵。










･



高評価、お気に入りお願いします。



･

朝→←子供

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す