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story6 ページ7






セル「なんだお前」


Aの視界に映るセルの姿は、頭と耳の特殊なアクセサリーをつけているが、イーストン魔法学校に襲撃しに来た時の服とはまた違った、私服っぽいローブを羽織っていた。


Aはイーストン生とは言わず、名前だけ名乗り普通のナンパのように話しかけた。



イノセント・ゼロの一員だと知っていないのが普通であるからね。



『俺の名前はA・ロレーヌ。気軽にAって呼んでくれて良いよ』


セル「名前なんて聞いていないが。」


『つれないなぁ〜ねね。名前教えてよ』


セル「赤の他人に教えるわけ無いだろうバカが。」


『なら恋人になれば教えてくれるんだ!』


セル「はぁ?何故そうなる。
そもそも知人と友人飛ばして恋人なんて頭大丈夫か?」


『友達ならなってくれんの?!』


セル「ならない!」


『え〜上げて落とすなんて酷くなぁい?』


セル「お前が勝手に話を進めてるだけだろう!」



確かに〜とセルの周りを回りながら呑気にマイペースに話すA。


セルは心の中で「(なんで俺の周りにいる人はこんなテンションなんだ…。)」と、どこかの四男を思い浮かべながら思った。


そもそも、セルがこの街にいるのはどこかの四男が駄々を捏ねて甘いものが食べたいと言うのでパシらされた為である。


本当に不憫で仕方がない。



セル「そもそも何故僕に話し掛けて来たんだ。」


『一目惚れ!顔がちょータイプ!』


顔が好みだなんて言われたことの無いセルは、初対面である得体の知れない男に褒められたことなど関係なしに少し嬉しく思った。


なんせ普段はあちこち駆け回って探し物をしたり、お仕事したり不憫なパシリにあったりと休む暇もありゃしない。



せっかく向こうから話し掛けて来たんだ。

どうせなら良いように使ってやろうとセルは思い、近くにスイーツがある店を案内しろとAに命じた。



『やった!デートだ!』


セル「デートじゃない!」





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ekakisitemasu(プロフ) - リアルで変な声出ました!この作品めちゃ好きなので更新全裸待機で待ってます!! (3月3日 4時) (レス) @page30 id: f86c3e7e4e (このIDを非表示/違反報告)
レオ @スランプ気味(プロフ) - セル・ウォー好きで見始めたんですけど、最高です!セルめっちゃ可愛いし、この作品大好きです! (3月3日 0時) (レス) @page30 id: 2e9985dbb4 (このIDを非表示/違反報告)
まぬぬ - セルウォー好きなので助かります!感謝! (2月23日 11時) (レス) @page22 id: 5b6dadf86c (このIDを非表示/違反報告)
acchiyellow5(プロフ) - 続き期待してます!! (2月19日 1時) (レス) @page17 id: c2b701371f (このIDを非表示/違反報告)
syaze(プロフ) - 夢主の性格、設定全てがぶっ刺さりました好きです 続きを楽しみにしてます〜! (2月13日 0時) (レス) id: da3377668f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2024年2月12日 22時

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