story47 ページ48
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翌日、Aは神覚者選抜最終試験へ。
セルはこれから叱られる事を想像しながらマゴル城へと飛んで帰った。
小さな子供じゃないのだから、全ての行動一つ一つを報告しなければいけない訳では無い。
使用人の1人や2人いなくとも特に仕事に大差ないだろうが、セルとなるとそうもいかない。
4男、デリザスタのお気に入りであり、よくパシらされたり、ストレス発散に付き合わされたりしている。
もし、留守にしていた昨晩に呼び出しがあって、応じなかったのであれば………………罰は免れないだろう。
セル「ただいま……戻りました……。」
唯一空いてるマゴル城の正門からコソッと入り、いなかった事を無かったことにしようとするセル。
正面玄関から自身の部屋まで、誰一人としてすれ違わなかったので、気が抜けていたのだろう。
自室の扉を開ければ、今まさに頭の中にあった人物が。
セル「でっ……！デリ、ザスタ……様。な、何故この部屋に……。」
デリザスタ「なんでって、呼んでもセル坊が来ねェからだろ」
セル「ヒェッ……すみません。(終わった……。)」
何時からいたのだろうか、留守にしているのがバレたのだろうか、そんなことを考える間もなく、セルは土下座を繰り広げた。
それは身についた習慣であり、明らかに目の前のデリザスタは不機嫌である。
理由はどうあれ、謝らない事には始まらない。
デリザスタ「どこいってたんだよセル坊ォ！
俺っちより大事な用かァ？」
セル「あ、えと……ちょ、調査に……」
デリザスタ「ハァ？……あ〜あ〜セル坊が俺っちに嘘をつくなんてなぁ〜！！
知ってんだよ、テメェに仕事ねぇの。
俺っちに嘘ついてんじゃねぇよ」
セル「も、申し訳ございません……。」
Aとの事を隠そうと、咄嗟に出た調査という嘘。
だが、5男ドミナがマッシュを捕まえに行くことも、セルがしばらく仕事を無しだと言われたことも兄弟全員に伝わっていた。
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ekakisitemasu(プロフ) - リアルで変な声出ました！この作品めちゃ好きなので更新全裸待機で待ってます！！ (3月3日 4時) (
レス) @page30 id: f86c3e7e4e (このIDを非表示/違反報告)
レオ @スランプ気味(プロフ) - セル・ウォー好きで見始めたんですけど、最高です！セルめっちゃ可愛いし、この作品大好きです！ (3月3日 0時) (レス) @page30 id: 2e9985dbb4 (このIDを非表示/違反報告)
まぬぬ - セルウォー好きなので助かります！感謝！ (2月23日 11時) (レス) @page22 id: 5b6dadf86c (このIDを非表示/違反報告)
acchiyellow5(プロフ) - 続き期待してます！！ (2月19日 1時) (レス) @page17 id: c2b701371f (このIDを非表示/違反報告)
syaze(プロフ) - 夢主の性格、設定全てがぶっ刺さりました好きです 続きを楽しみにしてます〜！ (2月13日 0時) (レス) id: da3377668f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五月雨雫
| 作成日時：2024年2月12日 22時
