story46 ページ47
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『凄い強そうじゃん。』
Aに正面から強そうと言われて嬉しくなる。
事実俺は3本線も出せるし、そこらのゴミ魔法士どもよりかは強いだろう。
だが、お父様やご子息様方には遠く及ばない。
この間だって憎きマッシュ・バーンデッドに敵わなかった。
だけど、戦う姿を見た事を無いだろうAに、強そうだと言われるのは、普通に嬉しかった。
『んね、セル君はなんの仕事してるの？』
セル「……！」
いつか、聞かれるだろうとは思っていた。
今まで一度も聞かれなかったのが不思議なくらいだ。
なんて答えるべきか、戸惑っていれば、Aはいつものようにふふ、と笑った。
『意地悪してごめんね。
言いたくないこともあるよね。』
セル「いや、……すまない。」
『なんで謝るの？俺だって隠し事とか嘘ついたりとかあるし。
お互い様じゃん。』
嘘ついたり……。
自分はAに嘘も隠し事もあるのに、Aに嘘をつかれていると思うと胸が少し痛む。
自分の醜い慾望にほとほと呆れるよ。
『俺、明日大事な予定があるんだ。』
セル「……そうか。」
『だからさ、俺がよく眠れるようにセル君抱き枕になってよ。』
セル「人をモノ扱いするのか。」
『俺の腕、枕にしていいからさ。
ね、このまま泊まってって。』
本当は城に帰らなくてはいけない。
お父様からしばらく何もしなくても良いと言われたが、ご子息様たちの世話が無くなったわけでは無い。
だから、泊まるなんて到底無理なんだ。
だけど、……
セル「パジャマにまで着替えさせておいて、今更帰す気だったのか。」
『まさか。』
時には諦めも肝心だな。
俺は諦めてAの腕の中で目を閉じて眠りについた。
Aの固有魔法が何かを変換させるものなら、俺の夢を知っていたのは、……何故だ？
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ekakisitemasu(プロフ) - リアルで変な声出ました！この作品めちゃ好きなので更新全裸待機で待ってます！！ (3月3日 4時) (
レス) @page30 id: f86c3e7e4e (このIDを非表示/違反報告)
レオ @スランプ気味(プロフ) - セル・ウォー好きで見始めたんですけど、最高です！セルめっちゃ可愛いし、この作品大好きです！ (3月3日 0時) (レス) @page30 id: 2e9985dbb4 (このIDを非表示/違反報告)
まぬぬ - セルウォー好きなので助かります！感謝！ (2月23日 11時) (レス) @page22 id: 5b6dadf86c (このIDを非表示/違反報告)
acchiyellow5(プロフ) - 続き期待してます！！ (2月19日 1時) (レス) @page17 id: c2b701371f (このIDを非表示/違反報告)
syaze(プロフ) - 夢主の性格、設定全てがぶっ刺さりました好きです 続きを楽しみにしてます〜！ (2月13日 0時) (レス) id: da3377668f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五月雨雫
| 作成日時：2024年2月12日 22時
