story44 ページ45
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NO side
はぁ、はぁ、と肩で息をするセルに対し、Aは親指で唇を拭い、舌をペロッと出した。
その姿はまるで美味しいものを食べた後の堪能する時間のようであり、捕食側のセルの目には官能的にも怖くも映った。
セル「A…………っわ、」
『大人しくしてて』
息の落ち着いたセルを軽々と抱き抱え、お姫様抱っこの状態で歩き出す。
事前に開けっ放しにしていた扉たちはこの時の為か、セルを抱き抱えたまま、難なく寝室へ向かった。
自分のベッドにセルを降ろして自分もベッドに乗り上がる。
セル「(この部屋……どこかで………ぁ、夢の…)」
夢で見たAに押し倒される部屋。
あの部屋と、今いるこの部屋は凄く似ていた。
いや、一緒だった。
セルのローブを脱がし、触れるキスをする。
そして、
『愛してるよ、セル君。』
セル「…………！！」
”
『愛してるよセル君。
ね、俺のこと愛してよ、俺を求めて？』
”
セル「(……っ、正夢に……？)」
押し倒される状況、見える景色、Aのセリフ、それら全てが夢と重なってみえる。
夢に見た事をありありと思い出して、正夢になったのだと思ったセル。
そんな驚いた表情のセルにAは気持ち悪いほどの満面の笑みを浮かべた。
『夢の続き、しよっか♡』
セル「…………っは、？
(夢の…続き……？なんで、知って…)」
セルが悶々と考えていた夢、それはAが意図的に見せた夢。
セルがそういう対象でAの事を見るために見せた、夢だったのだ。
混乱するセルをお構い無しにAはローブを脱がしたセルに……
パジャマを着せた。
セル「は？」
『どした？』
腕の拘束も解き、寝る準備寝る準備〜と自分もパジャマに着替えだす。
放心状態のセルにAはいたずらっ子のような笑みを浮かべてこう言った。
『期待した？♡』
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ekakisitemasu(プロフ) - リアルで変な声出ました！この作品めちゃ好きなので更新全裸待機で待ってます！！ (3月3日 4時) (
レス) @page30 id: f86c3e7e4e (このIDを非表示/違反報告)
レオ @スランプ気味(プロフ) - セル・ウォー好きで見始めたんですけど、最高です！セルめっちゃ可愛いし、この作品大好きです！ (3月3日 0時) (レス) @page30 id: 2e9985dbb4 (このIDを非表示/違反報告)
まぬぬ - セルウォー好きなので助かります！感謝！ (2月23日 11時) (レス) @page22 id: 5b6dadf86c (このIDを非表示/違反報告)
acchiyellow5(プロフ) - 続き期待してます！！ (2月19日 1時) (レス) @page17 id: c2b701371f (このIDを非表示/違反報告)
syaze(プロフ) - 夢主の性格、設定全てがぶっ刺さりました好きです 続きを楽しみにしてます〜！ (2月13日 0時) (レス) id: da3377668f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五月雨雫
| 作成日時：2024年2月12日 22時
