story35 ページ36
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最終面接を突破したランス、ドット、マッシュと共にとある試験会場に足を運ぶA。
とはいえ本日は顔合わせのみで、試験は後日。
そんなに気を張ることも無く式を終えると思いきや…出場校であったセント・アルズ校が辞退した。
それだけでなく、渡された手紙には出場枠をヴァルキス校に譲渡するとも書かれていた。
元々の出場枠ヴァルキス校4、セント・アルズ校3、イーストン校4だった為、大きな人数差ができることを意味していた。
講堂内に響く驚きの声たちの中、今回の主犯であるドミナ・ブローライブが口を開いた。
ドミナ「神覚者に相応しくないと自覚し辞退したのでしょう?その枠ありがたく貰い受けます。」
そんな声の後、ヴァルキス校の制服を着た生徒が3人、魔法によってその場に姿を現した。
『うへ、じゃあ7対4てこと?』
ドット「やばくね?これ。
学校別で対立してっと…A先輩の言う通り7対4みたいなもんじゃねぇか!」
『そうだってばよ。』
ランス「アホの会話だな。」
『失礼な。そっちを見てみなよ』
Aの指さす先には人数の足し引きが出来ず、18人という答えを出していた。
アホとはこういうことだよ、とマッシュに張り合うA。
張り合ってる時点で似た者同士である。
マッシュ「僕も本当は争いなんてしたくないんだけど、じいちゃんや友達のために仕方なく」
ドミナ「大切な人のためか……僕も同じだよ…。
だが強気な君も僕には勝つことは出来ない。
なぜなら僕たちは生まれた時から優劣が決定しているからね…だってそうだろ?
兄より優れた弟はこの世には存在しないからね。
魔法も使えないようじゃ尚更ね。」
マッシュ「??僕の家族はじいちゃんだけなんで兄弟はいませんが」
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ekakisitemasu(プロフ) - リアルで変な声出ました!この作品めちゃ好きなので更新全裸待機で待ってます!! (3月3日 4時) (レス) @page30 id: f86c3e7e4e (このIDを非表示/違反報告)
レオ @スランプ気味(プロフ) - セル・ウォー好きで見始めたんですけど、最高です!セルめっちゃ可愛いし、この作品大好きです! (3月3日 0時) (レス) @page30 id: 2e9985dbb4 (このIDを非表示/違反報告)
まぬぬ - セルウォー好きなので助かります!感謝! (2月23日 11時) (レス) @page22 id: 5b6dadf86c (このIDを非表示/違反報告)
acchiyellow5(プロフ) - 続き期待してます!! (2月19日 1時) (レス) @page17 id: c2b701371f (このIDを非表示/違反報告)
syaze(プロフ) - 夢主の性格、設定全てがぶっ刺さりました好きです 続きを楽しみにしてます〜! (2月13日 0時) (レス) id: da3377668f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2024年2月12日 22時