story34 ページ35
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無事に次の試験へ行けると安心したのも束の間、イーストン魔法学校には大勢の人達が押し寄せて来ていた。
『なにこれなんの祭り？』
窓から人混みを眺めるフィン達に、ふぁぁと欠伸をしながらAが近付く。
これだけ騒ぎが大きくなっていて尚、Aは自室で寝コケていたのである。
フィン「A…先輩」
マッシュ「おはようございます。今日こそどうですかシュークリーム」
『いらんよ。』
当の本人マッシュの背後にはファーンという効果音がつきそうなほどのほほんとした表情でシュークリームを食べる。
そして、シュークリームが嫌いだと公言しているAにも飽きずに毎度毎度差し出すのだ。
マッシュを軽くあしらいながら、話を通じるドットにこの騒ぎの一部始終を聞く。
マッシュが魔法不全者だということが世間一般でバレ、最終神覚者選抜試験に進むことも知れ渡ったのだと。
『え、それだけ？』
ドット「それだけって…だいぶ大事ですよ。」
『いやぁ〜そんな事言いにここまでくるなんて、暇なんだね皆』
ドット「暇とかそゆことじゃ無いと思いますけど…」
旗なんて掲げて暇でしょ、とケラケラ笑うA。
一方、マッシュを慕っているレモンはマッシュを擁護すべく人々の前へ出て行った。
その様子を見たドットも同じく、慕っている女性が立ち向かい、大事な友人が貶されているのを見て黙って居られるはずも無く、
姿を現しに出て行った。
『…青春だねぇ〜』
俺も大事な人に会いたくなった、と学校があるにも関わらず、セルに電話をかけて街へ箒で飛んで行った。
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セル「はぁ……はぁ、なんだいきなり」
『急いで飛んで来てくれるなんて！
俺からセル君の家に行くつもりだったのに！』
セル「だからだ！……だいたい僕の家知らないだろ。」
『え？知ってるよ？てか分かるよ。好きな人の魔力の残穢くらい辿れなくてどうするの。』
セル「こわ…」
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ekakisitemasu(プロフ) - リアルで変な声出ました！この作品めちゃ好きなので更新全裸待機で待ってます！！ (3月3日 4時) (
レス) @page30 id: f86c3e7e4e (このIDを非表示/違反報告)
レオ @スランプ気味(プロフ) - セル・ウォー好きで見始めたんですけど、最高です！セルめっちゃ可愛いし、この作品大好きです！ (3月3日 0時) (レス) @page30 id: 2e9985dbb4 (このIDを非表示/違反報告)
まぬぬ - セルウォー好きなので助かります！感謝！ (2月23日 11時) (レス) @page22 id: 5b6dadf86c (このIDを非表示/違反報告)
acchiyellow5(プロフ) - 続き期待してます！！ (2月19日 1時) (レス) @page17 id: c2b701371f (このIDを非表示/違反報告)
syaze(プロフ) - 夢主の性格、設定全てがぶっ刺さりました好きです 続きを楽しみにしてます〜！ (2月13日 0時) (レス) id: da3377668f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五月雨雫
| 作成日時：2024年2月12日 22時
