story25 ページ26
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結局試験は中止され、通常授業へと戻った。
否、定期テストの時期である。
マッシュ「あばばばばばばば」
ランス「ふざけるな真面目にやれ。」
フィン「今日中にこれだけ終わらせないとやばいよマッシュ君…！」
気分転換に図書室へ足を運んだAは、入ってすぐ聞こえた聞き覚えのある声達に足を止めた。
『なぁにしてんの？』
マッシュ「あばば…あ、A君」
テスト勉強の教材に囲まれたマッシュを見てAは、分かりきった質問をした。
どこからどう見ても勉強中だろうに。
ドット「A先輩おはざーす！先輩も勉強すか？」
『え、俺が勉強するように見える？？』
フィン「凄い自信……。」
手を前にし、ヒラヒラと振りながら答えるAの姿は、マッシュには同じおバカ仲間という希望の姿に見えた。
マッシュ「A君……！」
『あはキラキラした目！残念俺は頭良いのだよ』
マッシュ「ガーン…」
ランス「本当か？オルカ寮生は自分の研究などに没頭して勉強を疎かにすると聞いた事あるが」
『どこ情報だよそれ！ウケるww
んまぁそーゆー奴もいるけどさぁ…俺は勉強しなくたってテストよゆーなの』
試しになんか見せてやるか、とマッシュの前に置いてあった数式の教材をパラパラとめくり、
中々に難しそうなページを開いた瞬間に答えを言った。
『ど？合ってる？合ってる？』
そのページの答えを別紙で探しているフィンに焦らしながら聞くA。
フィン「あ、…合ってます」
『ほらねぇ〜！俺勉強しなくても問題見ただけでパッと答え分かっちゃうの』
これは魔法でもなく生まれながらに持った才能だから〜といつも通りの調子で笑うA。
勉強嫌いなマッシュは土に埋まるのではないかと言うくらいジメジメとして項垂れた。
ドット「勉強じゃないなら何故ここに？」
『魔法の訓練の息抜きにね』
フィン「訓練？あ、そか先輩も試験突破したんですもんね」
『そそ、そゆこと。君らがテスト勉強してる間に俺は先に強くなるよん♪』
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ekakisitemasu(プロフ) - リアルで変な声出ました！この作品めちゃ好きなので更新全裸待機で待ってます！！ (3月3日 4時) (
レス) @page30 id: f86c3e7e4e (このIDを非表示/違反報告)
レオ @スランプ気味(プロフ) - セル・ウォー好きで見始めたんですけど、最高です！セルめっちゃ可愛いし、この作品大好きです！ (3月3日 0時) (レス) @page30 id: 2e9985dbb4 (このIDを非表示/違反報告)
まぬぬ - セルウォー好きなので助かります！感謝！ (2月23日 11時) (レス) @page22 id: 5b6dadf86c (このIDを非表示/違反報告)
acchiyellow5(プロフ) - 続き期待してます！！ (2月19日 1時) (レス) @page17 id: c2b701371f (このIDを非表示/違反報告)
syaze(プロフ) - 夢主の性格、設定全てがぶっ刺さりました好きです 続きを楽しみにしてます〜！ (2月13日 0時) (レス) id: da3377668f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五月雨雫
| 作成日時：2024年2月12日 22時
