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『お、風船みっけ！』
Aはそのまま急降下し、風船の元へ。
本来であれば風船の下に着いてある空気口から膨大な空気を送り込み割らなければならない。
直接風船を割れば即座に音がなり、死霊達が襲ってくるであろう。
だがAにそんなことは関係ない。
Aは風船に向かってその辺の小さな小石を投げた。
『セコンズ・コンチュアリコンヴァース！』
Aが呪文を唱えると、風船に触れた小石は大きな破裂音を立てながら風船を引き裂いた。
それと同時に鍵が降って気、警告音が鳴る。
音につられて姿を現した死霊は斧を構えてAに向かって走り出した。
『およ？噂の死霊じゃん。』
Aは余裕そうに箒(仮)に横向きに座り木々を避けながら細々とした操作で死霊の前を飛び走る。
Aを追いかけていた死霊も、徐々に距離が開き、最終的にはAが誘導した通りに木にぶつかって倒れてしまった。
そしてそのままゴールへ向かう。
鍵で開けたゴールの先には既にマカロンがいて、水分補給をしながらAを呼んだ。
『流石マージェ早いねぇ〜！』
マカロン「アンタこそ固有魔法攻撃型じゃないのに早いのね。」
『そんなもんコンチュアリコンヴァースでイチコロよ！』
マカロン「その魔法、衝撃とかをあべこべにするんだったかしら？」
『そそ！衝撃が小さければ小さいほど大きく変換されて、喰らう攻撃が強ければ強いほどダメージが小さくなる。』
マカロン「敵からしたら本っ当に厄介よね。」
『でも、攻撃受けるのに関しては態々セコンズ使わなくても平気だけど。』
マカロン「アンタはね。」
『んふふ。痛みは快楽に変えちゃえばいいし♪』
マカロン「最近ますます歪んできてるわね〜」
『こんな俺は嫌？』
マカロン「まさか。」
そんな世間話をしていれば通過者最後の一人がゴールをくぐった。
アドラ寮マックスをボロボロにして踏みつける最後の通過者は
オルカ寮カルパッチョ・ローヤンだった。
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ekakisitemasu(プロフ) - リアルで変な声出ました！この作品めちゃ好きなので更新全裸待機で待ってます！！ (3月3日 4時) (
レス) @page30 id: f86c3e7e4e (このIDを非表示/違反報告)
レオ @スランプ気味(プロフ) - セル・ウォー好きで見始めたんですけど、最高です！セルめっちゃ可愛いし、この作品大好きです！ (3月3日 0時) (レス) @page30 id: 2e9985dbb4 (このIDを非表示/違反報告)
まぬぬ - セルウォー好きなので助かります！感謝！ (2月23日 11時) (レス) @page22 id: 5b6dadf86c (このIDを非表示/違反報告)
acchiyellow5(プロフ) - 続き期待してます！！ (2月19日 1時) (レス) @page17 id: c2b701371f (このIDを非表示/違反報告)
syaze(プロフ) - 夢主の性格、設定全てがぶっ刺さりました好きです 続きを楽しみにしてます〜！ (2月13日 0時) (レス) id: da3377668f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五月雨雫
| 作成日時：2024年2月12日 22時
