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夜、イーストン魔法学校の地下では壮絶な戦いが行われていた。
セル「今日は思わぬ収穫だ…
君に出会えたからね。
僕の名前はセル・ウォー。
急用を思い出したから帰るよ。
まぁ、またすぐに会うことになると思うけどね。
バイバイ。」
ひび割れた空間から出てきた謎の手のような形をした化け物に包まれ、その空間へと消えていくセルと名乗る男。
マッシュも帰ってくれるならありがたいと、深追いすることは無かった。
そして一件落着、と思われたが、アベルに人形にされた生徒が意識を取り戻し、マッシュが魔法不全者だと言うことをバラすと言い出した。
「見てたぞオレは…
魔法が使えない者がこの学校にいるってなったら大問題だぞ！！先生方に報告してやる！！」
そしてそれを勢いでどうにかしようとするお友達達。
それを見かねたAは、寝たフリをしていたのを辞め、揉めている生徒たちの間へ割り込んだ。
『なぁ、そいつが魔法不全だって決まったわけじゃねぇだろ？』
「なっ…俺は見てたんだ！魔法を使わずに魔返しの鏡を割ったところを！！」
『それだよ。まずさ、魔法局が管理してる魔道具を敵が持ってることがおかしいだろ。
本物だって確証がない。
それにお前、敵の言うことを信じるのか？』
「そ、それは……」
『そもそもアイツには痣があるし、本当に魔法不全ならこの学園に入学出来るわけが無い。
それくらい餓鬼でも分かると思うが？』
「た、確かに…そう、ですけど…」
『だろ？分かったらさっさと帰りな。』
Aがそう言うと同時に懐に入れた杖に手を伸ばし、聞こえるか聞こえないかの小声で呪文を唱えた。
すると、突っかかっていた生徒は穏やかな表情になり、素直にきびすを帰し自室へと戻って行った。
Aの固有魔法で相手の敵対する気持ちを穏やかな気持ちへ変換したのだ。
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ekakisitemasu(プロフ) - リアルで変な声出ました！この作品めちゃ好きなので更新全裸待機で待ってます！！ (3月3日 4時) (
レス) @page30 id: f86c3e7e4e (このIDを非表示/違反報告)
レオ @スランプ気味(プロフ) - セル・ウォー好きで見始めたんですけど、最高です！セルめっちゃ可愛いし、この作品大好きです！ (3月3日 0時) (レス) @page30 id: 2e9985dbb4 (このIDを非表示/違反報告)
まぬぬ - セルウォー好きなので助かります！感謝！ (2月23日 11時) (レス) @page22 id: 5b6dadf86c (このIDを非表示/違反報告)
acchiyellow5(プロフ) - 続き期待してます！！ (2月19日 1時) (レス) @page17 id: c2b701371f (このIDを非表示/違反報告)
syaze(プロフ) - 夢主の性格、設定全てがぶっ刺さりました好きです 続きを楽しみにしてます〜！ (2月13日 0時) (レス) id: da3377668f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五月雨雫
| 作成日時：2024年2月12日 22時
