担任に知らない子の配布物届けを任されたんだが

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インターホンを鳴らす







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初めて来たときのことを思い出す







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今となっては

普通にこのルーティーンをしているが

あの時は凄く気まずかったな







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？「はい」







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いつもと違う声だ







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北「松村北斗です

…もしかして、町家さん？」







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「…うん」







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ああ死にそう







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なんでこんな緊張してんの自分







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ここの家の人みんな町家さんだよばカ







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北「袋の回収に来た」







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「うん」







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北「うん、しか言わないじゃん笑」







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「うん、ごめん、どうぞ」







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この建物のエレベーターってこんなんだっけ







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そんなのどうでもよ







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ぎこちない歩き方で部屋までたどり着き

ドアベルを鳴らす







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ｶﾞﾁｬ




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