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樹「スルーしかけたけど顔知らないの？」







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北「届け物は彼女のお母さんに

手渡してるからね」







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樹「いや、インスタ探せば一発だべ」







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北「アカウント持ってるだけで

機能してないから」







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ん？…待てよ？







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文通よりインスタのDMのが効率良いんじゃ







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北「お前町家さんフォローしてるの？」







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樹「してるよ、え、何」







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北「なんでも、さあ帰った帰った」







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樹を適当に追い返すと

ほどなくして授業が始まった







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まさか樹からいいアイデアを貰うとは







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おじいちゃん先生ならバレないと判断し

スマホを音量オフにして

ほぼ化石と化したインスタを久しぶりに開き

樹のフォロー欄をみる







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いた







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"町家A"




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作者名：音羽 | 作成日時：2020年7月5日 11時

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