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京「座って！とか言っておきながら

すぐ立たせてごめんね(笑)」







・







私の隣でじーっと紅茶の入れ方をみている大我くん







・







へぇ〜、と言っているがすぐ忘れるだろう







・







なんだかんだ私はまだ平常心を保っている







・







タルトを食べながら、

普段どうやって生活しているのか聞くと

3人のお手伝いさんがやってくれているという







・







「なんか、凄すぎて言葉失っちゃう(笑)」







・







京「今日はみんな休んでもらってるから、

2人きり」







・







ここに入った瞬間からそんな気はしていたが

いざ口にされるとまた緊張が蘇ってくる







・







「なんか申し訳ない、

全然お手伝いさんいてくれてよかったのに」







・







本心ではないが、建前上そう答える







・







京「え、ダメだよ！

言い忘れてたけど、これデートだから」




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作者名：音羽 | 作成日時：2020年5月12日 21時

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