爆豪勝己の彼女は容姿端麗 (ページ10)

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「それじゃ、早速スタートだ。あ、癒丘少女は今回は治癒の方に回ってもらう。」

諸々の説明が終わったところで、そういわれた。

「わかりました。」

(私としては、出久と勝己が心配だな、、)

モニター室に行って、みんなの様子を見ていた。

(すごい、、)

見たことない個性の見たことない使い方がたくさんあって、見ていて飽きなかった。

ちょくちょく、かすり傷程度のものを治しながらモニターを見ていた。

そしてついに勝己達のチームと出久達のチームの番になった。

壮絶過ぎた。皆も呆然としていた。
私はどっちかが死んじゃうんじゃないかって怖くて仕方なかった。

ルール上では出久が勝ったが、怪我が酷い。
急いで出久の元へ向かった。

「出久大丈夫！？」

倒れていて意識が無い。

出久の体に触れ、思いっきり手に力を集中させる。

(__っ。体力の消耗が凄い、、ダメだ、これ以上は、、)

意識が飛ぶ寸前でやめたが、後ろに倒れかけた。

「あっぶね。」

ギリギリの所で勝己が受け止めてくれた。

「勝己も疲れてるのに。ごめんね、、」

「いんだよ。やすんでろ。」

出久のことも満足に治してあげられなかった自分が悔しかった。
そしてそのまま意識を飛ばした。