爆豪勝己の彼女は容姿端麗 (ページ8)

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Aside

勝己の家を出て、家へ向かう。

「ねぇ、ほんとに大丈夫なの？？しかも、おじさんいないのに勝手にきめちゃって、、、」

「あぁ？大丈夫だっつーの。おやじもお前の事大好きだから問題ねぇ。あと、俺がお前がそばに居た方が安心すんだよ。」

「なに、どうしたの。(笑)」

「うっせ。いいからお前は今日から俺と住む。」

「はいはい(笑)じゃあお世話になります。」

「ん。」

さっきよりかなりテンションの高い勝己に、私も気分が上がる。

「何を持ってけばいいの、、？」

家に着いたはいいものの、急すぎて何を持ってけばいいか分からない。

「とりあえず、学校で使うもんと、着替え何着かでいんじゃね？なんか必要なのあったら取りに来ればいんだし。家は残しとくんだろ？」

「うん。家は残す。」

有難いことに、うちの家系？はお金持ちな為、一軒家ひとつぐらいなら維持出来る。
それに、お母さん達とすごしたこの家を手放したくはない。

大きめのキャリーバックに、必要なものだけを詰めていく。

「布団とかは？」

「あるからいらね。」

「じゃあとりあえず、こんなもんかな。」

キャリーバックを持ち上げようとすると、隣から手が伸びてきて奪われた。

「ありがと、勝己。」

「お前のそのひ弱な腕じゃ持てねぇだろうからな。」

「なっ！そんなことないよ！」

「いいから黙って俺に持たせろ。」

「ありがと。」

もう一度お礼を言って家を出た。

ｶﾞﾁｬ

「戻りましたー」

「おかえりなさい！丁度ご飯できてるから、荷物だけ置いてきちゃいなー！」

勝己の部屋の隣に、荷物を置く。

席に着くと、美味しそうなハンバーグがあった。

「新ためて、おばさん。お世話になります。あとでおじさんにも挨拶させてください。」

「そんなのいいのに(笑) じゃあ冷めちゃうから食べよう！Aちゃんようこそ家へ！」

かんぱーい。
そう言ってグラスを鳴らした。

こうしてひょんなことから、Aと勝己は爆豪家で同居することになったのです。