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なんと気づいたら騎馬戦も終わっていて、次が最終種目らしい。
「すいません。ちょっと抜けていいですか？」
「大丈夫だよー」
最終種目に残ったメンバーに応援の言葉を言おうと応援席へと向かった。
案の定、まだ休憩中の為、みんな応援席にいた。
「皆！お疲れ様！」
「Aちゃんや！」
「Aめっちゃ頑張ってたな！」
「あぁ！ずっとモニターに映ってたぞ！」
「さすがだよ！Aちゃん！」
「みんなの活躍もちょっとだけだけど見てた！最終種目、頑張ってね！！！！」
顔の前でガッツポーズをして言った。
「「「ｸﾞﾊｯ頑張れる。」」」
なんか皆の動きが揃った。
「お前は俺だけ応援すりゃぁいんだよ。」
すると後ろから頭をぐいっと持ってかれた。
「勝己、、」
「ずりぃぞ爆豪！俺らにもそのぐらいの権利はある！」
「「「そーだそーだ！！！」」」
「みんなのこと応援しちゃダメなの？(笑)」
「モブ共には持ったいねぇ。」
ﾊﾞｼｯ!!
「ったぁ！」
私は思いっきり勝己の頭をぶん殴った。
「そんなこと言うなこのクソ勝己！ばか！あほ！まぬけ！クラスメイトでしょ！！」
「おい！そんなに殴って大丈夫かよ(焦)」
ばか勝己ー！とボカボカ頭を殴っていたら、鋭児郎に止められた。
ふとみんなを見たら顔が真っ青だ。
(……え？そんなやばい？)
「ごめ、勝己怒った、、？」
「、怒ってねぇよ。悪かった。」
「「「……はぁぁぁぁぁ！？！？！？」」」
「な、なにっ！？」
「あの爆豪がキレねぇ。」
「嘘でしょ、、。」
「てか爆豪も謝れるんだ、、。」
「っだれだよ！謝れんだとか言ったやつ！俺だってそんぐらいできるわ！舐めんじゃねぇ！」
「んぁーもー余計な体力使わないの！」
BONBONしだした勝己を抑える。
「……まじで、神様、仏様、A様だな。」
「Aさんがいなかったら私達何回死んでたのでしょう、、。」
「A、いつも私達の命を守ってくれてありがとう。」
そう言ってみんなに手を握られた。
「え？あ、うん？(笑)」
「さぁ！最終種目に出る生徒は準備を始めろ〜！」
プレゼントマイク先生のアナウンスが響いた所で、ぞろぞろと移動を始めた。
「私ももどらなきゃ、、。勝己！勝己は強いよ！頑張ってね！！！！(1番応援してる)」
最後は勝己の耳元で言った。
「おうよ。Aも頑張れ。」
「うん！じゃね！」
みんなに手を振って私は戻った。
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作者名：れもん。 | 作成日時：2020年6月27日 0時
