爆豪勝己の彼女は容姿端麗 (ページ26)

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そして今日は臨時休校明けの学校だ。

「おい！！Aもう大丈夫なのか！？」

「そうだよ！結構怪我酷かったって聞いたよ？」

教室に入ると、囲まれた。

「ありがとう、電気、お茶子。それがね、私自己治癒能力が凄いらしくて、もう完全に治っちゃったの(笑)」

「まじバケモンだ。」

「ちょっと！勝己傷つくでしょ！」

「にしても、結構でっかくテレビで取り上げられてたよな。」

「仕方ないよ、プロヒーローを排出するヒーロー科が襲われたんだから。」

「オールマイトも凄かったよな。」

「今日のホームルーム誰がやるんだろうね？」

「そうね、相澤先生は怪我で入院だし、、」

それぞれが思い思いのことを話している中Aは、相澤先生のことが気になって仕方がなかった。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

「おはよう。」

「「「えぇーー！？」」」」

「あ、相澤先生！！」

私は相澤先生の元へ駆け寄った。

「癒丘。すまなかった。あと、助かった礼を言う。」

「わ、私の方こそ足でまといでしかなくてすいません、、」

「お前が治癒してくれたから、俺は今日学校に来れてんだ。もーいいから席つけ。」

「……はい。」

そう言われて席に着いた。

「お前ら、まだ戦いは終わってねぇ。」

(……え？？？)

「雄英体育祭が迫ってる！」

「「「くそ学校っぽいの来たぁぁぁー！！」」」

相澤先生がそう言った瞬間、皆で叫んだ。

(でも、、)

「ヴィランに侵入されたばかりなのに、体育祭なんかやって大丈夫なんですか？」

私が思っていたことを響香が言ってくれた。

「逆に開催することで、雄英の対策はバッチリって示すらしい。何よりうちの体育祭は最大のチャンスだからな。」

確かにそうだ。
雄英の体育祭は、毎年物凄い注目を受ける。
これからその体育祭に私も出れるんだと、入学当初はわくわくしていた。

「全国のプロヒーローからのスカウトをものにするチャンスだ。その気があるなら準備は怠るな！」

(……自分自身の強化の為にも、体育祭では1位目指して頑張らなきゃ、、)

このクラスの要注意人物は、、
轟くんと勝己、あと、、出久もかな。

(とりあえず、あの3人の対策と、どの個性を使うからを考えておかなきゃな、、)

その日はずうぅぅぅっとそれを考えていたら、あっという間に終わった。