爆豪勝己の彼女は容姿端麗 (ページ22)

今日:3 hit、昨日:18 hit、合計:203,969 hit

21 ページ22

Aside

私は強く目を瞑った。

そして死柄木の手が私の頭に触れた。
が、何も起きなかった。

「はぁ、ほんとかっこいいねぇ」

目を開けてみると、先生がボロボロになりながらも個性を使っていた。

そしてもう一度、先生は地面へと叩きつけられた。

「Aに触んじゃねぇぇぇ！！！/スマーーッシュ！！！」

そしてその瞬間、2つの声が響いた。

「っっっ！か、つき、、」

私の目の前には勝己がいた。
でも勝己の爆発は、黒霧ってやつに交わされてしまっていた。

そして、死柄木の両手が私と勝己に向いた。

(勝己は死柄木の個性を知らないっっ！でも、もう意識が、、、)

ﾄﾞｫｫｫﾝ!!!
その瞬間、入口から凄い音がした。

「私が来たっ、、。」

「「「「！！！！」」」」

煙の中から出てきたのはオールマイトだった。

オールマイトは一瞬で相澤先生と、私と勝己を抱えて死柄木達から離れた。

「相澤君、すまない、、。癒丘少女！大丈夫か！？」

「私より、相澤先生を、、勝己、私の腕を相澤先生の体に触らせて、、」

もう私も意識を保ってるのが限界だ。
そしてまだ意識があるうちに、相澤先生を少しでも治癒しようと思った。

「っばか！お前そんな状況で出来んのかよ！」

「そうだ！癒丘少女！今は、、」

「少し、でもっ、、少しでも、私を守り続けてくれた先生を、助けさせて、くださいっっっ、、。」

そう言うと、勝己は黙って手を移動させてくれた。
手に残りの全身の力を集中させる。

少しだけど、傷が癒えた気がした。

(もう、むりだ、、)

「___す、いません、先生っ、勝己、、私もう無理で、、」

そのまま意識を手放した。