爆豪勝己の彼女は容姿端麗 (ページ20)

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「……な、なにあれ、、」

「癒丘！下がって、、」

「がっっはっ、、」

相澤先生が言い終わる前に、私と先生は腹を殴られた。

(一瞬の事で、見えなかった、、)

「げっほげっほ、」

立ってられず、そのまま青髪の方に飛ばされた。
思わず血を吐く。

「あーあ。A大丈夫か？」

そのまま腕に触れらた。

「___っっあぁぁぁ！！」

ボロボロと腕の皮膚が崩れる。

「ちょっと大人しくしてるんだよ。」

(あ、相澤先生は、、)

朦朧とする意識の中、目を向けると相澤先生が血だらけで倒れて腕をおられていた。

「___っっあいざわ、せんせっ、、！」

「教えてやれ、イレイザーヘッド。そいつが反平和の象徴、ノームだ。」

(相澤先生が死んじゃうっ、、)

「おっと、何しようとしてるの？ノームもう1回。」

「___っっっっ！！！」

「癒丘っっ！！」

相澤先生の所に行こうと体を引きずると、今度は蹴られ、噴水に背中を思いっきりぶつけた。
もう、痛すぎて声も出ない。

(これ、肋骨も背骨も完全に折れたな、、。)

息をするだけでも身体中に痛みが走る。

「動いちゃだめだよA。こんどは両足に触ってあげようか。」

「っふざける、な。この、くそ青髪、、」

「口が悪いね。あと俺は死柄木弔って名前があるんだけど。」

「あ゛ぁ゛ぁ゛！！」

相澤先生の声が聞こえて思わず目を向けると、また腕をおられていた。
そしてそのまま顔を地面に打ち付けられていた。

「_せんっ、せい、、」

(……治癒しに行かなきゃ、、先生が死んじゃうよ。でもっっ、、動けないっ、、、)

目の前で先生が痛めつけられているのが怖いのか、痛いのか、何もできない自分に腹が立ってるのか、涙が溢れてきて止まらなかった。

「あーあー泣いちゃって。可哀想に。」

そう言って死柄木の手が伸びてきた。

「__っさわらないで！！」

何とか動かせる手で払った。

「ほんっと、行儀の悪い子だ。」

「死柄木弔。散らし損ねた生徒1名、逃げられました。」

すると黒い影が現れた。

「はぁ？」

ﾎﾞﾘﾎﾞﾘﾎﾞﾘﾎﾞﾘﾎﾞﾘ

死柄木が自分の首をすごい勢いでかいている。

「黒霧、お前がワープゲートじゃなかったら、粉々にしてたよ。あぁ、イライラする。今回はゲームオーバーだ。でも、帰る前に平和の象徴としての教師をへし折って帰ろう！！もう、こいつはいい！」

そう言って死柄木の手がこちらに向いた。