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「お前、危険すぎだ。ちょっとは危機感を持て。」
相澤先生にさっきあったことを報告すると、叱られた。
「すいません、、。」
「でも、その情報は役に立つな。あと、迎えに来るってなんだ？」
「それは私にも分からないんです、、。でも、あいつ私の両親のことを知っていました。」
「確か、亡くなったんだよな。」
「はいっ、、私の目の前で個性を吸い取られて死にました。あの、オールフォーワンってやつは一生許しませんっ、、。」
あいつは自分から名乗った。
聞いてもいないのに。
でもその名前が頭から離れない。
いつでもどこでもついて回ってくる。
あの顔が、あの声が、憎たらしくて仕方がない。
あいつは、私だけでも解放して欲しいという両親の頼みを、個性を吸い取ることで承認した。
(私もあの時、一緒に死ねてたら、、。)
何度もそう思った。
でも、勝己に出会って、あったこと思っていること全てを告げた時、勝己はこういった。
「1人で抱え込むんじゃねぇ。それに、死ねてたらとか二度と思うな。俺が二度と思わせねぇ。」
その言葉に救われた。
それからは、死ねてたらなんて思わなくなった。
「___！！癒丘少女。今、オールフォーワンって言ったか？」
「はい？言いましたけど、、何か？」
すると急にオールマイトが話しかけてきた。
「……いや、なんでもない。」
「？？？」
「とにかくだな、同じやつをまた見つけても絶対に近づくな。」
「分かりました。」
最後にはまた相澤先生に釘を刺された。
(オールマイト、オールフォーワンのこと知ってるのかな、、)
教室に戻ると、飯田くんが学級委員長になったことを知らされた。
さっきの騒動の時に活躍したらしい。
(出久も適任だけど、やっぱり飯田くんはなんか似合うな。)
「頑張ってね飯田くん。」
「ありがとう！！」
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作者名：れもん。 | 作成日時：2020年6月27日 0時
