爆豪勝己の彼女は容姿端麗 (ページ13)

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「今日も凄い人だね！」

学級委員のごたごたがあり、出久とやおももに決まった所で、お茶子達と食堂に来ていた。

(私は飯田くんもいいと思うけどな、、)

勝己には、出久との件は自分から言い出さなかったので聞き出さなかった。

(でもなんか顔つき変わったな。)

「もしかして、飯田くんってぼっちゃん！？」

そんなことを考えてるとお茶子の声が聞こえた。

「え？そなの！？」

私も話にのると、飯田くんが説明してくれた。
そして、代々ヒーロー一家ということが分かった。

(私と一緒だ、、)

ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘ!!!

出久が何かを話しかけた途端、警報が鳴り響いた。

「セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは屋外に避難してください。」

「え？突破？？」

「校舎内に誰かが侵入してきたってことだよ！」

私達が戸惑っていると、隣にいた人が教えてくれた。

「とりあえず、私外見てくる！」

「え、ちょ！Aちゃん！」

出久の声を聞き流し、人でごったがえす前に食堂を抜け出した。

(私がいっても何も出来ないけど、でも情報だけでも、、)

するとゲートが記者でごった返していた。

(なんだ、記者か。今日の朝も囲まれたしな。)

これなら先生が何とかしてくれると、戻ろうとした時、奥に怪しい人影がみえた。

するとその人が手招きしているように見えた気がした。

恐る恐る近づく。
でも一応、距離をとった。

「__あの、なんですか？」

「君、癒丘Aだよね。やぁっと会えた。」

「あの、誰ですか？」

水色のボサボサの髪の毛の人にそう言われた。

「俺、君の両親のこと知ってるよ。先生から聞いた。」

「____なっ！？あんた、なんか知ってるの！？」

そいつの口から出た言葉に、心臓が跳ねる。

「いや、名前だけだよ。俺は君に用があったんだ。治癒と共有の個性、それでいてこんなに美人なら願ってもない事だ。今は無理だけど、必ず迎えに行くよA。」

「あんた、なにいって、、」

近づいて、そいつの腕を掴もうとしたが、既にもう居なくなっていた。

(__とりあえず、相澤先生に報告しよう、、。)

ざわついた気持ちのまま、職員室へと向かった。