爆豪勝己の彼女は容姿端麗 (ページ30)

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抱きついた拍子に何だかおんぶみたいな感じになってしまった。

「下ろしてよ。」

「ぜってぇ下ろさねぇ。」

(くそ勝己め、、)

「おろせぇぇぇー！！！」

「ちょ、おまっ暴れんじゃねぇ！落ち着けよ！」

なんか勝己の機嫌がよろしかったので、バタバタと足を振ってみた。

怒られました。
これ以上なんかやるとまた怒られそうなので、大人しくそのままおんぶされて帰った。

「ただいまでーす」

「おかえりーって、Aちゃん怪我でもしたの！？」

私と勝己を見た瞬間焦ったように言うおばさん。

(そりゃおぶられてたらそう思うな。)

「あー(笑) ノリです。(笑)」

「ほんっと仲良いわね(笑)」

「うっせ。」

「勝己、Aちゃん帰ったのか？」

するとおじさんももう帰って来ていたらしく、玄関に来た。

「……お父さんはラブラブで羨ましいよ。勝己。」

「ほんとよね。(笑)」

ｶｧｧｧっと顔が赤くなったのがわかった。

(お、おじさんにみられたぁぁぁ！)

「かっ、勝己！おろしてっ！！」

「あぁ？絶対下ろさねぇつっただろ。」

「いや、もう家ついたから！」

「それではごゆっくり～」

バイバイと2人に手を振られ、リビングへと入ってしまった。

「めっちゃ恥ずかしい、、」

「あ？気にすんな。」

この日の出来事は生きてきた中で恥ずかしかったことTOP10に入った。