花火 ページ41
A「ちょっとお母さんに声かけてくるね。」
玄関からお母さんを呼んだ。
母「あら！いらっしゃい。庭は自由に使ってね。後でスイカ持ってくわ！」
「「「「ちわーっす！！」」」」
澤村「ありがとうございます。」
一通りの挨拶が済んだので、庭に向かった。
A「ここにライター置いとくね。」
日向「やりましょー！！！！！！！」
皆自由に花火をとって、ライターで火をつけた。
赤、青、緑、ピンク、ゴールド。
色んな色が皆の顔を照らす。
清水「Aちゃんはやらないの？」
ボーッと眺めていると潔子さんにそう言われた。
A「ちょっと綺麗だなって思って。」
清水「だね、、ねぇ、線香花火先にやっちゃわない？？」
A「やっちゃいましょ！」
みんなが騒いでる隅で静かに火をつけた。
A「……綺麗ですね。」
清水「綺麗だね。」
線香花火をしているとなんだか不思議な気持ちになる。
田中「あー！線香花火やってる！」
西谷「俺もやる！！！」
2人の声に驚いたのか、私と潔子さんの線香花火は落ちてしまった。
「勝負だー！！！」
そんなことを言って龍達が線香花火をやり始めた。
母「スイカ、ここに置いておくわねー！」
するとお母さんがスイカを持ってきた。
A「皆さん食べてください。」
菅原「じゃあいただきます。」
沢山あったスイカもあっという間に無くなった。
そして沢山あった花火も、もう小さな打ち上げ花火だけだ。
日向「じゃあ！火つけます！」
そう言って翔陽が火をつけた。
ﾋｭ〜 ﾊﾟﾝｯ
A「わぁ。」
小さいけれど、綺麗な花火が上がった。
夕「すげぇぇぇー！！！」
そのままみんなでおしゃべりして、あっという間に放課後花火大会は幕を閉じた。
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作者名：れもん。 | 作成日時：2020年2月7日 20時
