烏野のマネは愛されてる。 (ページ39)

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夢島の力ページ39

Aside

いつまでも私が落ち着けなかったら意味無いと思い、無理やり落ち着かせた。

そしてそのままパラソルの所まで戻った。

縁下「___っ！！やっと帰ってきた！大丈夫だったか！？」

山口「無事で良かったですっ、、！」

菅原「あぁ。」

「「……」」

私達の雰囲気で察したのか、力たちも黙ってしまった。

A「ねぇ、龍。なんか面白いことして。(小声)」

田中「え？お、おう。」

私はこの雰囲気に耐えられなくて、隣にいた龍に囁いた。

すると龍は夕に何かを話したと思ったら、2人で海に向かっていった。

ある程度まで進んだら夕を持ち上げて龍が、大声で叫んだ。

田中「人工飛行機！！！」

ぴーんと両手両足を伸ばした夕を思いっきり投げた。

「「「……」」」

ｼﾞｬﾊﾞﾝ

すごい水しぶきと共に夕は落ちた。

「「「……っぶ。」」」

皆我慢出来なかったのか、少し吹き出した。

A「___っっあははは！なんかしてって言ったけど、それは無いでしょ龍！」

私は、なんかツボに入った。
この全く面白くないやつに爆笑した。
こんなに笑ったのは人生初めてだ。

菅原「__そんな笑う！？」

東峰「全く面白くないよコレ。」

私が笑ったのを見て安心したのか、考支さん達が突っ込んできた。

A「っすいません、、なんかツボに入っちゃって、、」

田中「おーい！どーだー？」

するとびしょびしょの夕と、龍がこっちに走ってきた。

菅原「なんかAが、、」

A「つまんない。」

「「「え？」」」

私は物凄い速さで切り替えて、考支さんの言葉を遮って言った。

A「つまんなすぎるよ、龍、。」

田中「す、すまん、、。」

「「「……っぶ！！！！！」」」

するとみんながさっきより吹き出した。

菅原「もう無理だ！(笑) なんでそんなに切り替え早いの(笑)」

縁下「さっきまであんなに笑ってただろ(笑)」

日向「Aさんさっき爆笑してたんですよ！？」

田中西谷「まじで！？」

そしていつもの空気に戻った。

(よかった、、。やっぱり龍と夕は凄いな、、)

澤菅東清((((いや、Aが凄すぎる、、))))

一瞬で空気を変えたAに、やはり何かを感じる3年生であった。