合宿(朝) ページ24
パチッと目が覚めた。
まだ誰も起きてない。
(まぁ、朝の五時だもんな。)
そう思ったが、昨日大地さんが朝走るぞって言ってたのを思い出す。
練習が始まる時間から考えて、起きた方がいい時間だ。
A「大地さん。今5時なんですけど、起きなくて大丈夫ですか？」
ﾄﾝﾄﾝと大地さんを起こし、一応確認をとる。
澤村「ん、あぁおはよA。起きなきゃだな。すまんが、起こしてくれるか？？」
A「わかりました。」
とりあえず、寝起きが良さそうな蛍、忠、一仁、志、力、旭さん、考支さんから起こす。
だが、ここで問題が生じた。
(旭さんと考支さんが起きない！)
ほかの人たちはすんなりと起きてくれたのだが、この2人が全く起きない。
(とりあえず残りも起こすか、、)
翔陽はすぐにおはようございます！って飛び起きた。
夕も似たようなもんで、寝起きがものすごく良かった。
(こっちが先だったか、、)
そして残すは、龍、飛雄、考支さん、旭さんだ。
飛雄は目は開けたが、すぐにまた寝てしまった。
A「飛雄ー？翔陽はもう起きてるよ？」
影山「___はっ！おはようございます！」
(パワーワードすぎる、、。)
翔陽に負けたくないのか、さっきのが嘘のように飛び起きた。
A「旭さん。いい加減に起きてください。お兄ちゃんの地位、大地さんにしました。(小声)」
最後は、旭さんにだけ聞こえるように言った。
東峰「お、起きたから！それだけは勘弁してくれよ、、」
(よし、次。)
A「考支さん。今日、中華にするの辞めますよ。あと、考支さんの分は作りません。」
菅原「やだ！Aの料理食べたい！起きます！」
(最後、、)
A「龍。すんなりと起きない人はめんどくさいから嫌い。」
田中「おはよう！A！いやーAに起こしてもらう朝は格別だなぁ！！！」
なんか意味わかんないことを言ってる龍を放って大地さんの所に行った。
A「みんな起きました。」
澤村「お、おう。ありがとな。」
A「朝ごはんの準備してきます。」
そう言って部屋を出た。
「「「す、すげぇ。てか旭/旭さんになんて言ったんだよ、、」」」
元々起きてたメンツがそう思ったことをAは知らない。
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作者名：れもん。 | 作成日時：2020年2月7日 20時
