合宿 ページ21
(やっぱり誰もいないか、、)
ボーッと光る、自販機の明かりだけが目に映る。
(ここも怖いし早く戻ろう。)
日向「Aさん？？」
すると後ろから声をかけられた。
ﾋﾞｸｳｩｩｩ!!
思わず飛び跳ねる。
日向「え！？大丈夫ですか！？」
A「だ、大丈夫。」
(び、びっくりした。寿命縮んだ、、。)
日向「で、何してるんですかー？」
A「いや、ちょっと怖くて寝れなくて、、？」
日向「なーんだ！だったら俺達と寝ましょうよ！」
(え？？)
すぐに腕を掴まれて、引きづられて行った。
ｶﾞﾗｯ
日向「大地さーん。Aさんが怖いから一緒に寝たいっていってまーす。」
A「ちょ！翔陽！一緒に寝たいとは言ってないでしょう！しかも言い方！」
澤村「い、一緒に寝たい！？」
A「すいません。そんな事ないです。帰ります。」
くるりと後ろを向いて去ろうとすると腕を掴まれた。
月島「Aさん、怖いんですよね。今部屋に戻ってなんかいても、知りませんよ。」
(なんでそんな事言うの蛍。)
静かに中に入って、扉をしめた。
A「すいません。一緒に寝ていいですか、、。」
俯きながら言う。
(((いや、大歓迎過ぎんだけど！？)))
菅原「いい思い出にもなるしな！(平常心、平常心。)」
A「端っこで寝ますので、、、」
田中「いや！お前はここ！」
そう言って、ど真ん中の布団を指刺された。
(((田中ないっすぅぅぅぅー！！！)))
A「あ、はい。」
かなり怖いのもあり、大人しく座った。
大地さんが新しく布団を足して言う。
澤村「誰が隣で寝るかだよな。」
A「あ、誰でも大丈夫です。」
「「俺！/俺がいいっす！」」
(そ、そんなに真ん中付近がいいのかな、、)
A「あ、あの私はじ、、」
「「「A/さんはそこ！！」」」
A「わかりました。」
もう何も言わないでおこう。
そう思ったAだった。
そして、Aの隣の布団をかけたジャンケン大会が幕開けた。
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作者名：れもん。 | 作成日時：2020年2月7日 20時
