僕らのお姫様

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岩本 side









滝沢歌舞伎の演出の中には

勿論男の俺たちでもしんどくて苦労する場が沢山ある 。







その中でも絶対やりきるし

断るってことを知らないA 。









目 ｢ A少し休みなよ 。 ｣


｢ 駄目だよ 、 もうすぐドラマの撮影もあるから

セリフも覚えないといけないし 、 滝沢歌舞伎に向けてもっと練習しないと 。 ｣


目 ｢ 捻挫だってまだ完治したわけじゃないし今体調壊してどうするの 、 いいからこっち来て 。 ｣









ある日の楽屋

俺もそろそろ声掛けないとなって思っていたらAのことを1番見ていて傍にいるであろう目黒が声をかけていた 。





だけど案の定Aはその優しさを断り

まだ自分は足りてないんだって言い張る 。









岩 ｢ いつでも教えてやるから 、

とりあえず今は自分の体調のことだけ考えてろ 。 ｣


｢ …… わかった 。 ｣









目黒がAのことを膝枕してあげたら

疲れが溜まっていたのかすぐに眠りについた 。









渡 ｢ んああ ！！！

目黒 、 すぐにその場を変われ ？？ ｣


目 ｢ は、 嫌だわ 。 ｣


渡 ｢ Aに膝枕とか100年早い ！！ ｣


岩 ｢ ほら、 翔太スタッフさん呼んでるぞ 。｣


渡 ｢ あ、今行きまーす 。｣









゛ Aにこれかけてあげて ゛ って

わざわざもこもこのブランケットを持ってきて目黒に渡してる翔太 。









主に目黒と翔太と康二がA大好きで

Aはラウールのこと凄く可愛がってる 。









ラ ｢ あれ 、 Aちゃん寝ちゃったの ？ ｣


目 ｢ 疲れてたみたいだからね 。 ｣


ラ ｢ 今撮影頑張ってきたからAちゃんに癒してもらおうと思ったのに 〜 。 ｣









みんなしてAって

どれだけ溺愛するんだよって内心思うけど



それだけAの存在は必要なわけで

みんなAのことがだいすき 。









だからさ 、


無理せずにもっと自分のことを大切にしろよ ？





いつでも相談に乗ってやるから 。









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